ID:7334
秋の常設展
会場
北九州市立美術館
Kitakyushu Municipal Museum of Art
会期
2004年9月11日(土) ~ 2004年10月24日(日)
展覧会概要
秋の常設展 アキノジョウセツテン
■地元作家コーナー「佐伯和美(1914-1974)の世界」
一見、不気味で異様な雰囲気を醸し出す佐伯和美の絵画世界の背景には、社会問題を見つめ続けた画家の格闘の痕跡がうかがえます。佐伯は1914年福岡県鞍手郡に生まれ、1947年以降は福岡県芦屋町に居住し、北九州を中心に発表し続けました。
■近代コーナー「特集:光と影の表現」
クロード・モネ「睡蓮、柳の反影」、坂本繁次郎「海岸の牛」など西洋、日本の近代美術名品ほか。
「光と影の表現」特集と題して、伊藤研之「森の中」、今西中通「風景(夕暮れの橋)」、小野木学「風景」など展示。
■東洋コーナー「河津光浚:模写と仏画」
醍醐寺五重塔や法界寺阿弥陀堂など、年を経るごとに色あせていく国宝壁画を記録として後世に残すため、1954年から1972年にかけて文化庁が模写事業を行ってきました。その事業にあたった河津光浚の模写壁画を紹介します。
■現代コーナー「特集:戦後日本美術」
企画展示室での「高松次郎―思考の宇宙展」開催に合わせて、1960~80年代に制作された作品を中心に戦後日本の美術を紹介します。斎藤義重(1904-2001)、加納光於(1933-)、中西夏之(1935-)ほか。
■テーマコーナー「イッツ・クール!」
美術作品は「見る喜び」をもたらすものばかりではありません。私たちに「考える喜び」をもたらしてくれるものも数多くあります。今回、紹介する作品群は、いかにも理論に理屈で固められて難しそうに思える作品ですが、それらはどこかにユーモラスな面を備えていたりします。作品のクールな外見のウラに見え隠れする、アーティストのオチャメ心を覗いてみてください。ヤン・ディベッツ、ジョセフ・コスス、メル・ボクナー、荒川修作、植松奎二、小松豊、中ザワヒデキほか。
※展示内容は都合により変更することがあります。ご了承ください。
- 主催者
- 北九州市立美術館
- 休催日
- 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
- 観覧料
- 一般150(120)円 高・大生100(80)円 小・中生 50(40)円 ※( )内は20名以上の団体料金
- 展覧会ホームページ
- http://kmma.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場情報
北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン
Kitakyushu Municipal Museum of Art
- 会場住所
-
〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1 - ホームページ
- http://www.kmma.jp
登録日:1999年3月31日