ID:72517

来松100年

織田一磨 ODA KAZUMA

会場

島根県立美術館 展示室5

SHIMANE ART MUSEUM

会期

2022年12.1[THU]>>2023年1.16[MON]

展覧会概要

来松100年 織田一磨 オダカズマ

ODA KAZUMA

近代石版画のパイオニアである織田一磨(おだかずま)(1882-1956)。それまで東京や大阪で水彩画家・版画家として活躍していた彼は、1922(大正11)年の晩秋、山陰へ漂泊の旅に出ます。旧知の版画家・平塚運一に誘われ松江を訪れた一磨は、それから約3年間当地に滞在。宍道湖や中海などの美しい風景に触れ、また島根の青年画家たちと交流する中で刺激を受けた一磨は、いつしかこの地に美術研究所を開きたいという強い思いを抱きます。山陰でスケッチ旅行をしながら描き溜めた水彩画などを展示販売した資金をもとに、1925(大正14)年の夏、市内赤山に創作版画研究所を開設。その活動期間はわずか半年ながら《松江大橋雪景》などの傑作が生み出され、実りの多いものとなりました。
織田一磨来松100年を記念した本展では、近年収蔵された作品を含む当館コレクションを中心に、山陰での足跡をたどれる関連資料をまじえながら、この松江時代を振り返ります。

休催日
12月27日(火)~1月1日(日)、3日(火)、10日(火)
開催時間
午前10時 ~ 午後6時30分
(展示室への入場は午後6時まで)
観覧料
一般:300(240)円
大学生:200(160)円
高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※企画展を同日に観覧の場合は半額
※身体障害者手帳(障害者手帳アプリ:ミライロID)、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方、及びその付添の方は観覧無料

イベント情報

記念講演会 聴講無料
演題「風景の記憶―織田一磨の石版画」(仮)
講師:小池智子(日本近代美術・版画史研究)
日時:2023年1月7日(土)14時~(30分前開場/約90分)
会場:ホール(190席・当日先着順)

美術講座 聴講無料
演題「織田一磨が愛した松江・山陰」(仮)
講師:柳原一徳(当館専門学芸員)
日時:2023年1月14日(土)14時~(30分前開場/約90分)
会場:ホール(190席・当日先着順)

会場情報

島根県立美術館 シマネケンリツビジュツカン

SHIMANE ART MUSEUM

会場住所
〒690-0049
松江市袖師町1-5
ホームページ
https://www.shimane-art-museum.jp/
更新日:2024年10月23日
登録日:2023年1月25日