ID:71827
石川県立能楽堂開館50周年記念
加賀宝生のすべて All about Kaga-Hosho Noh masks and costumes
能面と能装束
会場
石川県立美術館
Ishikawa Prefectural Museum of Art
会期
令和4年9月17日[土] → 10月23日[日]
展覧会概要
石川県立能楽堂開館50周年記念 加賀宝生のすべて カガホウショウノスベテ 能面と能装束
All about Kaga-Hosho Noh masks and costumes
「能」は加賀藩より続く、金沢の伝統文化のひとつです。中でも宝生流の能が盛んであったことから「加賀宝生」と称されます。しかし、その繁栄の象徴ともいえる加賀藩前田家所蔵の能装束は、明治期の混乱と大正昭和期の売立等によりほとんど散逸してしまいました。
近年になって、かつて前田家が所蔵した能装束が相次いで確認され、その質と量に改めて注目が集まっています。特に、能装束を包む畳紙に、仕立てた年代やその経緯が記されたものがあることから、12代斉広・13代斉泰の時代に、多くの能装束が仕立てられたことが判明したのです。
本展覧会は、各地に散逸した前田家伝来の能装束を一堂に集め、多彩で華やかな能装束の展示をとおして、「加賀宝生」の栄華を再現するとともに、能面と能楽資料もあわせて紹介し、地方において独自の展開を遂げた加賀藩の能楽史を再考するものです。
令和4年は石川県立能楽堂開館50周年にあたります。本展覧会で紹介する約80点の作品によって、能に関心を持ち、より理解を深め、能楽堂へ足を運ぶきっかけになることを目指しています。
- 主催者
- 石川県立美術館
- 協賛・協力等
- 特別協力/北國新聞社
後援/NHK金沢放送局、MRO北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送
日本博 文化庁 令和4年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業 - 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 9時30分 ~ 18時
- (入場は17時30分まで)
- 観覧料
- 一般 1,000円(800円) 大学生 800円(600円)
- ※高校生以下無料 ※2階コレクション展観覧料を含む ※( )内は65歳以上の方および20名以上の団体料金
※「ろうそく能」「能楽新世界」「加賀宝生と中野家」いずれかのチケット半券をご提示の方は団体料金(各種割引の併用は不可)
※身体障がい者・精神障がい者保健福祉・療育手帳をお持ちの方、またはミライロIDをご提示の方および付き添いの方1名は観覧無料 - 展示替え情報
- ※会期中、一部作品の展示替えを行います
- 展覧会ホームページ
- https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/12103/
イベント情報
講演会「大名家伝来の能装束 -『獻英楼畫叢』や畳紙を通じてわかること-」
日時:10月16日(日) 13時30分~15時
会場:石川県立美術館 ホール〈聴講無料 申し込み不要〉
講師:長崎 巌氏(共立女子大学博物館長・家政学部教授)
■能楽堂×美術館コラボツアー
9月17日(土)、9月19日(月・祝) いずれも13時30分~ 石川県立能楽堂
お申し込み・お問い合わせ:石川県立能楽堂 076-264-2598
■土曜講座 担当:村上 尚子(学芸専門員)石川県立美術館 講義室
『加賀宝生のすべて-能面と能装束-』鑑賞ガイド 9月24日(土)13時30分~
『加賀宝生』と前田家-綱紀・斉泰・利鬯- 10月15日(土)13時30分~
■ろうそく能 9月24日(土) 14時30分~ 石川県立能楽堂 ※要チケット
■能楽新世界 10月1日(土) 14時30分~ 石川県立能楽堂 ※要チケット
チケットのお買い求め・お問い合わせ:石川県立能楽堂 076-264-2598
■全国・いしかわの工芸講演会 企画:国立工芸館
「能と茶道具(仮称)」 講師:藪 俊彦氏(宝生流能楽師)
10月9日(日) 13時30分~ 石川県立美術館ホール
お申し込み・お問い合わせ:石川県文化振興課 076-225-1371(平日のみ)
■展覧会「加賀宝生と中野家」 9月17日(土)~11月13日(日)
お問い合わせ:金沢能楽美術館 076-220-2790
会場情報
石川県立美術館 イシカワケンリツビジュツカン
Ishikawa Prefectural Museum of Art
- 会場住所
-
〒920-0963
金沢市出羽町2-1 - ホームページ
- https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/
登録日:2022年10月5日