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第20回おかやま県民文化祭参加事業
令和4年度勝央美術文学館 特別展
岡本綺堂生誕150年記念展

奇譚の神様

会場

勝央美術文学館

shoo museum of the arts

会期

令和4年10月1日(土)~2022年10月30日(日)

※新型コロナウイルス感染症の予防・拡大防止のため、会期・開館時間イベント・入場方法などが変更になる場合があります。ホームページをご確認のうえ、ご来館ください。

展覧会概要

第20回おかやま県民文化祭参加事業
令和4年度勝央美術文学館 特別展
岡本綺堂生誕150年記念展
奇譚の神様 キタンノカミサマ

岡山県勝央(しょうおう)町出身の出版人 岡本経一(おかもときょういち)の養父であり、「修禅寺物語(しゅぜんじものがたり)」など新歌舞伎(しんかぶき)の劇作家、または「半七捕物帳(はんしちとりものちょう)」などの推理作家として広く知られている作家 岡本綺堂(おかもときどう)。しかし綺堂には怪奇小説作家というもう一つの顔があります。綺堂の著書『明治劇談(めいじげきだん)ランプの下(もと)にて』に、少年期の自身について「わたしの幼稚(ようち)な頭は芝居と怪談とで埋められてしまった」と記されているように、怪談というジャンルとの出会いが、彼の創作活動に多大な影響を与えたことが窺え(うかがえ)、『玉藻の前』・『三浦老人昔話』・『青蛙堂鬼談』を初めとした数多くの怪奇作品を執筆していく礎(いしずええ)となっています。
本年は綺堂の生誕一五〇年に当たり、綺堂の文学的功績及び今日(こんにち)の文学への影響をご紹介し、綺堂作品が現代でも愛されこれからも読み継がれるために、今改めて岡本綺堂を紹介する記念展を開催いたします。
本展では「奇譚(きたん)の神様」と題し、現在、怪奇幻想文学の分野で第一人者としてご活躍中の東雅夫(ひがしまさお)先生のお力をお借りしながら、綺堂の怪奇著作に関係する資料を中心に紹介します。綺堂ファンはもとより、妖怪や怪談噺(かいだんばなし)が好きな方など、綺堂作品に初めて触れる方々にも岡本綺堂と出会う良い機会となれば幸いです。

主催者
勝央町、勝央町教育委員会
協賛・協力等
共催 公益財団法人 美作学術文化振興財団
協力 東雅夫、神奈川近代文学館、九州大学附属図書館、紙芝居おじさん、アイシーエム
後援 勝央町文化協会、NHK岡山放送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内放送、テレビ津山、山陽新聞社、津山朝日新聞社、FM岡山、エフエムつやま
休催日
月曜日(祝日の場合は翌平日)
開催時間
10:00 ~ 18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般500円(20名以上の団体は2割引)
高校生以下無料
※大学生・65歳以上の方は100円引き(要証明書提示)
※割引の併用不可
※障がい者手帳をお持ちの方および介助者1名は無料
展覧会ホームページ
http://museum.town.shoo.lg.jp/exhibition_event/215

イベント情報

●のイベントへの参加は、当日の観覧券が必要です。

公募
岡本綺堂生誕150年記念
こども怪談コンクール
ぷちぶちこわいはなし
-僕らは最高に怖い話を
作ってしまったかもしれない-
800字以内の「こわい話」を募集します。
【対象】小学生・中学生
【受付期間】7月20日(水)~8月15日(月)必着
【審査委員長】東雅夫(アンソロジスト・文芸評論家)
※詳細は、勝央美術文学館HPをご確認ください。

●10/1sat
紙芝居おじさんが読む「笛塚」
【時間】10:10~10:50
【朗読】紙芝居おじさん(佐古導郎)
【朗読作品】岡本綺堂作『青蛙堂鬼談』より「笛塚」
【会場】勝央美術文学館町民ギャラリー1
【定員】20名(予約不要)

●10/1sat~10/14fri
ワークショップ
綺堂怪談華あかり
「綺堂怪談消しゴム判子」で行燈づくり
綺堂怪談を題材にした消しゴム判子を横野(よこの)和紙に押して、行燈(あんどん)をつくります。制作した行燈は、会期中、会場に展示します。
百物語の始まりのごとく九十九灯の行燈の完成を目指します。
【時間】随時(予約不要)
【制作時間】30分程度
【会場】勝央美術文学館町民ギャラリー1
※行燈が九十九灯に達し次第ワークショップを終了します。

●会期中
大塚芳忠が読む「半七捕物帳」
大塚芳忠氏の朗読音声を1日2回限定で公開します。
【公開時間】①13:00~ ②15:00~
※ただし10月15日(土)のみ時間変更(勝央美術文学館HP・SNSでお知らせします。)
【朗読音声】大塚芳忠
【朗読作品】岡本綺堂作『半七捕物帳』より「お文の魂」
【会場】勝央美術文学館 特別展示室

●10/15sat
綺堂生誕祭
・東雅夫が読む岡本綺堂
【朗読作品】岡本綺堂作『青蛙堂鬼談』より「猿の眼」
・こども怪談コンクール表彰式
・東雅夫講演会「綺堂怪談の極意を探る!」
【時間】13:30~
【定員】20名
【会場】勝央美術文学館町民ギャラリー1ほか
要申込:9月17日(土)10:00~
申込先:勝央美術文学館 Tel.0868-38-0270
(10:00~18:00/月曜休館※祝日の場合は翌平日)
※定員に達し次第、受付を終了します。

会場情報

勝央美術文学館 ショウオウビジュツブンガクカン

shoo museum of the arts

会場住所
〒709-4316
勝田郡勝央町勝間田207-4
ホームページ
http://www.town.shoo.lg.jp/museum/index.htm
更新日:2022年10月5日
登録日:2022年10月5日