ID:71762
|李禹煥展 関連小企画|
国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術
Do it! わたしの日常が美術になる Do it Everyday Life Becomes Art: Art of the 1970s as Seen in Documents from the National Art Centre, Tokyo Archives
会場
国立新美術館 企画展示室2E
The National Art Center,Tokyo
会期
2022年10月8日[土]~11月7日[月]
展覧会概要
|李禹煥展 関連小企画|
国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術 Do it! わたしの日常が美術になる Do it! ワタシノニチジョウガビジュツニナル
Do it Everyday Life Becomes Art: Art of the 1970s as Seen in Documents from the National Art Centre, Tokyo Archives
1960年代後半以降、新たに生まれた芸術の動向は、写真や映像、印刷物や郵便による通信、イヴェントやパフォーマンスなどにより、多様化していきます。その背景には、1964年の東京オリンピック、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)を経て、日本社会が高度経済成長を遂げ、物質的な豊かさを取り戻すとともに、映画、テレビをはじめとするマスメディアの変遷を経験したことが挙げられます。同時に、二度にわたる安保闘争や公害問題などにより、社会の矛盾や既成の共同幻想の虚構性があらわになり始めた時代でもありました。
本展では、国立新美術館の主要資料である安齊重男(1939-2020)による写真をガイドラインに、当館のアーカイブに所蔵されている美術関連資料を紹介します。展覧会が終われば解体されるその場限りの作品やパフォーマンスなどの表現を追い、安齊は作家たちの伴走者としてシャッターを切りました。その記録は、当時を窺い知ることのできる証言として解釈され、流通し続けています。また、当時の若手作家たちは身体や身近な素材を用い、それをコピー(ゼロックス)やビデオなど自主的に複製できるメディアで記録するという、簡易な形式で多くの作品を残しました。本展では安齊がとらえた70年代の美術動向を通奏低音としながら、当時の作家たちの制作意識や発表方法の広がりといった点に着目することで、現在に通じる資料の読みの可能性を探ります。
本展覧会は、「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」の連動企画です。
- 主催者
- 国立新美術館、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
- 協賛・協力等
- 令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト
- 休催日
- 毎週火曜日休館
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- 毎週金・土曜日は20:00まで/入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 観覧無料
- 展覧会ホームページ
- https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/doit/
会場情報
国立新美術館 コクリツシンビジュツカン
The National Art Center,Tokyo
- 会場住所
-
〒106-8558
港区六本木7-22-2 - ホームページ
- https://www.nact.jp/
登録日:2022年9月28日