ID:71433
西野壮平写真展
線を編む
関西初の本格的な個展
会場
尼崎市総合文化センター 美術ホール
AMAGASAKI CULTURAL CENTER
会期
2022 11/26(sat)―12/25(sun)
展覧会概要
西野壮平写真展 ニシノソウヘイシャシンテン 線を編む
旅をテーマに世界の都市を歩き、モノクロフィルムで撮影した膨大な数の写真を一枚一枚手作業でコラージュして制作する写真家・西野壮平(1982年― )。デジタルの時代にアナログな手法にこだわり、時間をかけて無数の小さな写真と向き合いながら、細やかに記憶を編み込んでいく。西野の卓越した構成力によって仕上げられた作品は、記憶の断片が有機的につながるひとつの生命体のようであり、その独創的な手法と表現力は国内外で高く評価されています。
西野は大学在学中に歩いて撮影した都市の断片を、記憶をもとに繋ぎ合わせて再構築した地図のような写真作品「Diorama Map」シリーズの制作を開始し、その後は世界各地を訪れて制作・発表してきました。
近年、撮影対象はより広範囲になり、東海道を歩いて約3年の制作期間を経て34メートルの巻物として結実させた《東海道》(2017年)など、大きなプロジェクトに発展しています。また、別府温泉をフィールドに、地元の人々と湯につかって語らいながら撮影した《Diorama Map Beppu》(2021年)が岡本太郎現代芸術賞に入選するなど、その作品は写真という枠を超え広く注目を集めています。
コロナ禍で旅に出ることを制約されている現在、アトリエを構える伊豆の海を撮影するなど、西野は自然との対話を志向する作品にも力を注いでいます。
本展はこれまで海外や首都圏での発表が多かった西野にとって、関西における初めての本格的な個展となります。1点の作品を仕上げるために数千枚、数万枚を貼り合わせるという、まさに心身のエネルギーをぶつけて挑んだ大作の数々をぜひ会場で間近にご覧ください。
- 主催者
- 公益財団法人尼崎市文化振興財団
- 協賛・協力等
- 後援:尼崎市、尼崎市教育委員会、兵庫県、兵庫県教育委員会
協力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社、大阪芸術大学 - 休催日
- 火曜日
- 開催時間
- 10時 ~ 17時
- (入館は16時30分まで)
- 観覧料
- 一般 700円 シニア・大学生 600円 高校生以下 無料
- 障がい者手帳等をご持参の方は半額、その介助者の方1名は無料。
- 展覧会ホームページ
- https://www.archaic.or.jp/event/gallery/detail.php?id=463
イベント情報
■ 対談
西野壮平×大山顕(写真家・ライター) 11月26日(土) 14:00 ~ 15:30
西野壮平×吉川直哉(写真家・大阪芸術大学教授) 12月4日(日) 14:00~15:30
定員:30名(要申込・先着順) 参加費:無料(要・展覧会チケット)
■ ワークショップ
あまがさきの街を「切る×つなぐ」 11月27日(日) 13:00 ~ 16:00
西野壮平が尼崎の街を歩き撮影した写真を、参加者とともに貼り合わせてマップを制作します。出来上がった作品は、会期中に会場で展示します。
定員:10名(要申込・先着順) 参加費:無料(要・展覧会チケット)
■ ギャラリートーク
担当学芸員による作品解説を行います。
12月10日(土) 15:00 ~ 16:00 / 12月17日(土) 15:00 ~ 16:00
定員:20名(先着) 参加費:無料(要・展覧会チケット)
対談、ワークショップは事前のお申し込みが必要です。以下の申し込み先に10月15日(土)~ 11月20日(日)の間に電話またはメールでお申し込みください。
お問い合せ・申し込み先
尼崎市総合文化センター 事業課美術担当
Mail art@archaic.or.jp
TEL.06-6487-0806(10:00 ~ 17:00)
会場情報
尼崎市総合文化センター 美術ホール アマガサキシソウゴウブンカセンター ビジュツホール
AMAGASAKI CULTURAL CENTER
- 会場住所
-
〒660-0881
尼崎市昭和通2-7-16 - ホームページ
- https://www.archaic.or.jp/
- 問い合わせ先
-
尼崎市総合文化センター 総合受付 TEL 06 (6487) 0800
午前9時から午後7時まで(毎週火曜日、年末年始、その他の休館日を除く)
登録日:2022年8月17日