吉仲正直展 MASANAO YOSHINAKA

表象への祈りⅡ 吉仲正直展 ヨシナカマサナオテン

MASANAO YOSHINAKA

このたび「表象への祈りⅡ 吉仲正直展」を開催いたします。
吉仲正直(1942-2016)は大阪に生まれ、早稲田大学において美術史を学びます。22歳の時に当館館長の梶川芳友と出会い、画家になることを決意、以後独学で絵画技法で学び、個展を中心に活動します。1988年に文化庁芸術家在外研究員として韓国に留学、1989年には現代日本美術展において東京国立近代美術館賞を受賞するなど、その実力は高く評価されています。
梶川は50年に渡り、創作活動を見守り続けてきましたが、吉仲を敬意をもって「脱藩者」と呼び、吉仲は梶川のことを「影法師」と呼んでいました。
吉仲の作品は、細い描線に特徴を持ち、その根幹は学生時代から生涯に渡り続けられた人体デッサンにあります。吉仲はデッサンを、行為する哲学「実践哲学」と独自の解釈をし、描く技術と密接に繋がっています。思索の痕跡である作品は、現代において特異な存在感を持って私たちに語りかけてきます。
本展覧会は、晩年に制作された未発表の作品を含め、代表作約50点を展覧いたします。この機会に是非御高覧ください。

休催日

月曜日休館(7/18、9/19は開館)
※8/13～8/16まで夏季休館

開催時間

10:00 ～ 18:00

(入館は17:30まで)

観覧料

一般 1,000円/学生 800円

展覧会ホームページ

http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

何必館・京都現代美術館 カヒツカン・キョウトゲンダイビジュツカン

Kahitsukan-Kyoto Museum of Contemporary Art

会場住所

〒605-0073
京都市東山区祇園町北側271

ホームページ

http://www.kahitsukan.or.jp/