ID:70935
受贈記念
三浦徹コレクション
平井昭夫コレクション
The Toru Miura Collection
The Akio Hirai Collection
やきものを愉(たの)しむ
―二人のまなざし―
会場
兵庫陶芸美術館
The Museum of Ceramic Art,Hyogo
会期
2022.6/11(土)-8/28(日)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会、各イベント等の会期や内容に変更が生じる場合があります。
最新情報は、兵庫陶芸美術館ホームページにてご確認ください。
展覧会概要
受贈記念
三浦徹コレクション
平井昭夫コレクション やきものを愉(たの)しむ ヤキモノヲタノシム ―二人のまなざし―
The Toru Miura Collection
The Akio Hirai Collection
兵庫陶芸美術館では、2019年から2021年にかけて、神戸市在住の二人のコレクターから現代陶芸を中心とする作品の数々を受贈しました。
洋画材店を営んでいた平井昭夫氏は当初、古陶磁に惹かれてやきものを蒐集し始めますが、あるとき、民藝運動を牽引した陶芸家の一人である河井寬次郎(1890-1966)の作品に感銘を受け、次第に民藝の流れを汲んだ作家や重要無形文化財保持者(人間国宝)らの作品を中心にコレクションの幅を広げていきました。自らデザインし特注した家具・調度品にこれらの作品を飾り客人たちと共有する時間は、平井氏にとって至福のひとときであったようです。
一方、医師であった三浦徹氏は、医学生時代に訪れた丹波立杭で一つの丹波焼の壺と出会ったことで、自ら作陶に打ち込むほどにやきものに惹かれていきます。やがて、現代作家によるユニークな陶芸作品が面白くなり、知名度や受賞歴を問わず自らの心にぐっと刺さってくる作品を中心に精力的にコレクションを続けました。三浦氏はのちに私設美術館「神戸わたくし美術館」を自邸に立ち上げ、そのコレクションは多くの人々に愛されてきました。
本展では、このたびご寄贈いただきました現代陶芸のコレクションを一堂にご紹介します。両氏のコレクションには、やきものに親しみ、慈しみ、何より愉しんだお二人の温かい人柄と鋭い審美眼がそれぞれに反映されています。お二人のまなざしを通して、やきものの魅力に触れ、ともに愉しんでいただければ幸いです。
- 主催者
- 兵庫陶芸美術館、神戸新聞社
- 協賛・協力等
- 後援/兵庫県、兵庫県教育委員会、丹波篠山市、丹波篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会、公益財団法人 兵庫県国際交流協会
協力/丹波立杭陶磁器協同組合 - 休催日
- 月曜日(ただし、7月18日(月・祝)は開館し、7月19日(火)は休館)
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (7・8月の土・日は、9:30~)※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般600円(500円)、大学生500円(400円)、高校生以下無料
- ●( )内は、20名以上の団体割引料金です。 ●70歳以上の方は半額になります。
●障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。
●17:00以降に観覧される場合は、夜間割引料金になります。(一般300円、大学生250円) - 展覧会ホームページ
- https://www.mcart.jp/exhibition/e3401/
イベント情報
ワークショップ
縄文象嵌(じょうもんぞうがん)に挑戦!
[日時]2022年7月10日(日)10:00~16:00
[講師]当館陶芸指導員 他
[場所]当館エントランス棟 1階 工房 他
[定員]各20名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
[参加費]有料 [応募締切]2022年6月16日(木)16:00必着
夏休み!1日まるごと こどもの日
[日時]2022年7月24日(日)10:00~15:00
[内容]ワークショップ等
(ロクロ体験・オーブン絵付け 等)
[会場]当館展示棟、エントランス棟 1階 工房 等
※詳細は別途広報予定です。
ギャラリートーク
当館学芸員による展示解説
[日時]2022年6月18日(土)、7月16日(土)、8月20日(土)
いずれも11:00から1時間程度
(観覧券が必要です。)
※各イベントに関する詳細は、お問い合わせください。
会場情報
兵庫陶芸美術館 ヒョウゴトウゲイビジュツカン
The Museum of Ceramic Art,Hyogo
- 会場住所
-
〒669-2135
篠山市今田町上立杭4 - ホームページ
- https://www.mcart.jp
登録日:2022年6月8日