ID:70646
特別展覧会
鴨居玲 私の話を聞いてくれ
会場
鶴岡アートフォーラム
TSURUOKA ART FORUM
会期
2022(令和4)年 4.16(土)-5.29(日)
感染症の拡大状況によっては、中止または変更となる場合がございます。詳細は随時「当館ホームページ」でご案内いたしますので、ご確認のうえ、ご来館ください。
展覧会概要
特別展覧会 鴨居玲 私の話を聞いてくれ カモイレイ ワタシノハナシヲキイテクレ
鴨居玲は1928(昭和3)年に石川県金沢市に生まれました。金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術工芸大学)で、同じ石川県出身の洋画家宮本三郎(1905-1974)に師事し、在学中の1948(昭和23)年に石川県現代美術展で県知事賞を受賞し、同年、二紀展に初入選して同展に出品を続けます。
1959(昭和34)年には初めてヨーロッパに渡り、その後単身でブラジルやボリビア、ペルーを放浪し、再びヨーロッパに戻るなど、海外を渡り歩きます。1967(昭和42)年、帰国して再び二紀展に出品すると、翌年には会員に推挙され、1969(昭和44)年に昭和会賞と安井賞を受賞して画壇に認められることとなります。1971(昭和46)年から4年程はスペインで制作し、パリの日動画廊やニューヨークなど海外でも個展を開催しました。1977(昭和52)年に帰国し、神戸にアトリエを構えて制作に取り組む一方、安井賞の選考委員や二紀会委員を務めます。しかしながら、1982(昭和57)年に過労のため倒れ、入退院を繰り返すようになり、1985(昭和60)年、突如として自らの人生に幕を下ろすこととなりました。
本展覧会では、代表作《自画像(絶筆)》をはじめとする自画像や、酔っ払い、老婆など、人間の内面に向き合いその苦悶を人物像に投影した油彩画やスケッチなど、日動美術財団が所蔵する鴨居玲の作品と資料、約100点を紹介します。
- 主催者
- 鶴岡アートフォーラム/鶴岡市教育委員会
- 協賛・協力等
- 特別協力:公益財団法人日動美術財団 笠間日動美術館
後援:山形県、朝日新聞山形総局、河北新報社、産経新聞社山形支局、荘内日報社、毎日新聞山形支局、山形新聞・山形放送、読売新聞山形支局、NHK山形放送局、さくらんぼテレビ、テレビユー山形、株式会社山形テレビ、エフエム山形 - 休催日
- 月曜日[ただし、5月2日は開館]
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:30
- 毎週金・土曜日:9:00~18:30 ※入場は閉場の30分前まで
- 観覧料
- 一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料
- ※( )内は20名以上の団体料金
- 展覧会ホームページ
- https://www.t-artforum.net/2022_r04nendo/host/gallery/camoyrey/index.html
イベント情報
ギャラリー・トーク
日時:4月24日(日)、5月8日(日)、5月15日(日)
各日2回開催 ①10:00~/②14:00~ ※各回30分程度
内容:当館学芸員が会場を案内し、作品解説を行います。
※事前にお申込みのうえ、当日エントランスホールにお集まりください。
定員:各回先着10名
参加料:無料 ※ただし、当日の観覧券が必要です。
申込受付:4月16日(土)から開催前日まで。 ※9:00~17:00、休館日を除く。
申込方法:電話または館内受付にてお申込みください。
※お一人様2名まで申込可(小学生以上1名)
美術講座「はじめての油絵に挑戦しよう」
日時:5月15日(日)、5月22日(日)、5月29日(日) 9:30~12:00
内容:初心者を対象に、静物をモチーフにしたF3号の油絵を制作します。
講師:佐竹美津子氏(美術講師)
定員:12名
参加費:3,500円
申込受付:4月16日(土)から開催10日前まで。 ※9:00 ~ 17:00、休館日を除く。
申込方法:電話または館内受付にてお申込みください。
会場情報
鶴岡アートフォーラム ツルオカアートフォーラム
TSURUOKA ART FORUM
- 会場住所
-
〒997-0035
鶴岡市馬場町13-3 - ホームページ
- https://www.t-artforum.net/
登録日:2022年5月25日