ID:70481

宮本三郎

西洋の誘惑 MIYAMOTO Saburo:The Allure of the West

会場

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館

Miyamoto Saburo Memorial Museum

会期

2022 4/1Fri 》 9/11Sun

※展覧会の会期および内容が、急遽変更や中止になる場合もございます。
※会期中の最新情報は美術館ウェブサイト等でお知らせします。

展覧会概要

宮本三郎 西洋の誘惑 セイヨウノユウワク

MIYAMOTO Saburo:The Allure of the West

石川県小松市に生まれた宮本三郎(1905-1974)が、画家を志して上京したのは1920年代のこと。ヨーロッパへ留学し帰国した先達の画家たちによって、日本の洋画に多様な展開がもたらされた頃でした。宮本もまた、1938年に初めてヨーロッパの地を訪れます。パリに拠点を置き、ルーヴル美術館に通って模写をしたり、イタリア各都市の史跡や美術館を巡るなどして、深遠なる西洋の美術の歴史にじかにふれることになりました。戦後、1952年にも再び渡欧し、フランスやイタリアのほか、スペインやギリシャを巡ります。同時代である20世紀美術の流れも目の当たりにした宮本は、帰国後さっそくキュビスム風の試みを取り入れるなど、実験を重ねるのでした。また、絵画上の実践のみならず、執筆活動なども旺盛に行った宮本は、時代や流派を問わず西洋美術を研究し続けます。その知識と審美眼は周囲を驚かせるほどのものでした。
ドラクロワ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、キスリング、ヴュイヤール、デュフィ・・・。宮本の作品には、さまざまな画家の絵筆をなぞるようにして、多様なスタイルがかわるがわるに立ち現れます。それは西洋の発祥である油彩画を、日本人の画家として自らのものとし追求していくための、果てしない旅でもありました。宮本三郎がその絵画のなかに辿った西洋美術への共感と憧憬、そしてその先に続く制作の展開を追います。

休催日
毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)7月18日(月・祝)は開館、7月19日(火)は休館
開催時間
10:00 ~ 18:00
(最終入館は17:30まで)
観覧料
一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
*障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。 *( )内は20名以上の団体料金 *世田谷区内在住・在校の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
展覧会ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/annex/miyamoto/detail.php?id=my_exh00036
展覧会問合わせ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)

会場情報

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 セタガヤビジュツカンブンカン ミヤモトサブロウキネンビジュツカン

Miyamoto Saburo Memorial Museum

会場住所
〒158-0083
世田谷区奥沢5-38-13
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
更新日:2022年5月11日
登録日:2022年5月11日