ID:70320
椿椿山(つばき・ちんざん)展 TSUBAKI CHINZAN
軽妙淡麗な色彩と筆あと
会場
板橋区立美術館
ITABASHI ART MUSEUM
会期
2023年3月18日(土) ― 4月16日(日)
前期:3月18日(土) ― 4月2日(日)
後期:4月4日(火) ― 4月16日(日)
前期:3月18日(土) ― 4月2日(日)
後期:4月4日(火) ― 4月16日(日)
状況により記載内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。
展覧会概要
椿椿山(つばき・ちんざん)展 ツバキチンザンテン 軽妙淡麗な色彩と筆あと
TSUBAKI CHINZAN
椿椿山(つばきちんざん・1801~1854)は、江戸時代後期を代表する文人画家の一人です。江戸に生まれ、はじめは幕府の下級役人を勤めながら絵師の金子金陵(かねこきんりょう)に師事し、のちに渡辺崋山(わたなべかざん)に学びました。
当時江戸では、異国への関心の高まりや浮世絵版画の流行などによって、幅広いジャンルの作品が生み出されていました。このような中、椿山は花鳥画の制作に力を注ぎ、人気を得ていきます。みずみずしい色彩と軽やかな筆致による作品は、多くの人に親しまれました。また、肖像画も得意とし、崋山から陰影法などを採り入れた表現を受け継ぎつつ、独自に発展させていきました。
これまで「崋山の弟子」という視点で語られることの多かった椿山ですが、門人で鑑定家でもあった浅野梅堂(あさのばいどう)は「抱一の画才、文晁の画学、応挙の画趣、華山の画格みな曠世(こうせい)の絶藝なり。これを集大成して韻致(いんち)の玅(みょう)を得たるものは椿山翁なり」と高く評価しました。
本展覧会は、崋山というビッグネームに隠れていた椿山を、関東で初めて本格的に取り上げます。重要文化財に指定されている代表作品なども紹介し、その全貌に迫ります。
- 主催者
- 板橋区立美術館、東京新聞
- 協賛・協力等
- 特別協力 田原市博物館
- 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 9時30分 ~ 17時
- (入館は16時30分まで)
- 観覧料
- 一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
- ※土曜日は小中高校生は無料で観覧できます。
※65歳以上・障がい者割引あり(要証明書) - 展示替え情報
- 会期中に大幅な展示替えを行います。
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001526/4001539.html
イベント情報
記念講演会
「私、つばきちんざん(椿椿山)と申します ―江戸後期の花鳥画家の生涯と芸術」
3月26日(日)14時00分~15時30分
講師:増山禎之氏(田原市博物館館長)
トークイベント
「画家と関東のパトロン」
4月8日(土)13時00分~16時15分
講師:
橋本慎司氏(栃木県立美術館技幹兼学芸課長)
末武さとみ氏(佐野市立吉澤記念美術館学芸員)
太田佳鈴氏(群馬県立近代美術館学芸員)
印田由貴子(当館学芸員)
※詳細については当館HPをご覧ください。
いずれも参加費無料、定員40名、要事前電話申込
申込方法:3月11日(土)9時00分より電話にて先着順、1申込につき2名まで、月曜休館
申込先:03-3979-3251
*そのほかのイベントについては当館HP、SNSをご確認またはお電話にてお問合せください。
会場情報
板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン
ITABASHI ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27 - ホームページ
- https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
- 問い合わせ先
- テレフォンサービス 03-3977-1000
登録日:2022年4月20日