ID:70224

東アジアの動物―やきものと漆―

会場

大和文華館

THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN

会期

7月8日(金)~8月14日(日)

展覧会概要

東アジアの動物―やきものと漆― ヒガシアジアノドウブツ―ヤキモノトウルシ―

美術の中には、実に多くの動物の姿を見ることができます。龍や鳳凰、魚や鹿、鳥は何のために、どのようにあらわされたのでしょうか?これらの動物には、祥瑞(しょうずい)(良いこと、めでたいことのしるし)とされた想像上の霊獣もいれば、長生きや子孫繁栄、富貴栄華など良い意味を付けてあらわされた動物、実在する身近な動物もいます。角や牙、鱗(うろこ)や翼を持ち、水中を自在に泳ぎ、空を舞う―人とは異なる姿や能力を持つ動物に対して抱く畏敬(いけい)や憧憬の念は、これらの動物や創造された生きものへの信仰を生み出し、また身近な愛らしい動物は慈(いつく)しみ、愛翫(あいがん)する対象ともなりました。東アジアの美術にあらわされた瑞獣や動物の表現には、人と動物の様々な関係をうかがうことができます。
この展覧会では、古代から近世にかけて、中国や朝鮮半島、日本など東アジアの陶磁器や漆器を中心に、美術の中にあらわされた動物の表現と、そこに込められた意味について見ていきます。(担当 瀧朝子)

休催日
毎週月曜日(ただし、7月18日〈祝日〉は場合は開館し、翌19日〈火〉が休館)
開催時間
午前10時 ~ 午後5時
(入館は午後4時まで)
観覧料
一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引

イベント情報

特別講演 8月14日(日)午後2時 講堂
「中国古代の動物造形―その多様性と変容」
泉屋博古館名誉館長 小南一郎氏

日曜美術講座 7月24日(日)午後2時 講堂
「美術の中の鳥―東アジアの鳥の表現―」
当館学芸部課長 瀧朝子

会場情報

大和文華館 ヤマトブンカカン

THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN

会場住所
〒631-0034
奈良市学園南1-11-6
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
更新日:2022年6月8日
登録日:2022年4月13日