ID:69064

コレクションギャラリー

鉄(くろがね)の技と美2

―姫路市立美術館の刀剣―

会場

姫路市立美術館

HIMEJI CITY MUSEUM OF ART

会期

2022年1月22日(土曜日)から3月3日(木曜日)まで

展覧会概要

コレクションギャラリー 鉄(くろがね)の技と美2 クロガネノワザトビ2 ―姫路市立美術館の刀剣―

刀剣は、独特の美を持っています。もともとは武器として生まれ、命を賭して用いられましたが、その美しさの根源は用を旨とした機能美から出発しています。また名刀は、単なる武器としてではなく、長年にわたって宝物として、美術品として大切に取り扱われてきた歴史を持っています。

日本の鉄の武器の始まりは弥生時代中期中葉頃、大陸から鉄剣が伝来したことにさかのぼります。日本刀の起源は古墳時代の6世紀末頃で、このころには国内で直刀が製作されました。直刀は、後世と同じような地肌・刃文を持つことがわかっています。その後、武士が勃興した平安時代中期頃に、反りを持つ湾刀(わんとう)が誕生したと考えられています。平安時代から鎌倉・室町時代初期頃までは、刃を下にして腰に佩用(はいよう)した太刀が主流で、主に馬上戦にて使用されました。

戦闘が激化する南北朝時代頃からは、刃を上にして腰帯に指す打刀(うちがたな)が出現し、室町時代中期頃にはだんだん隆盛となってゆきます。戦いが徒歩での接近戦が流行することにより急速に発展してゆき、応仁の乱や戦国期の動乱の時期に頂点を迎えます。江戸時代の武士は、この打刀に加え、脇指を帯に指す形式が主流となります。

この展覧会では、姫路市立美術館の刀剣から、寄贈された古刀・新刀の逸品を紹介します。

休催日
月曜日
観覧料
無料
展覧会ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/0000007563.html

イベント情報

現在、イベントは休止中です。

会場情報

姫路市立美術館 ヒメジシリツビジュツカン

HIMEJI CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒670-0012
姫路市本町68-25
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
更新日:2022年2月9日
登録日:2021年11月10日