ID:68993

A氏コレクションによる

没後30年 清宮質文展 NAOBUMI SEIMIYA

―「夕日」の彼方に―

会場

名古屋画廊

NAGOYA GALLERY, co.,ltd

会期

10月16日[土]ー30日[土]'21

展覧会概要

A氏コレクションによる 没後30年 清宮質文展 ボツゴ30ネン セイミヤナオブミテン ―「夕日」の彼方に―

NAOBUMI SEIMIYA

清宮質文の言葉
このあまり広くない墓地に/死者の想いがひっそりと空気の塊りのように/季節の匂いのようにただよっている/公式には憚かりがあったろうし/私は今まで感じたこともない/「故郷」という感じをこの空気の中に感じた。/(守山藩というこの田舎の小さな藩で地味に生きてきた人達)/私のような人生の歩み方に/死んだ人達も好意を持って/くれているように感じる
清宮質文の手製ノート「雑記帖」の1978年9月2日のページにはさまれていた一枚より。
住田常生「―われむかしの日いにしえの年をおもえり―評伝清宮質文」『清宮質文全版画集』(2010年、玲風書房)から孫引。

魂の記録
清宮が求めていたのは目にみえる形ではなく見る人が画面空間そのものから感じとる、深みのある静寂な空間であるという。「版木は作曲で他は演奏」「版画は描く絵」と一点一点制作にこだわりをもち続けたために残された作品は少ない。
作品は自分の魂の記録と位置づけている。 H.A.記

展覧会ホームページ
https://www.nagoyagallery.co.jp/publics/index/23/detail=1/b_id=88/r_id=896#block88-896

会場情報

名古屋画廊 カブシキガイシャナゴヤガロウ

NAGOYA GALLERY, co.,ltd

会場住所
〒460-0008
名古屋市中区栄1-12-10
ホームページ
https://www.nagoyagallery.co.jp/
更新日:2021年11月10日
登録日:2021年11月3日