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第47回美術の祭典 東京展 Art Festival of Tokyoten
|絵画|立体|クラフト|版画|イラスト|
|写真|絵本|CG|コミックアート|切絵|
わたしを発見、発信する。
会場
東京都美術館 2階 1~4展示室
TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM
会期
2021.10.7thu-14thu
展覧会概要
第47回美術の祭典 東京展 ダイ47カイビジュツノサイテン トウキョウテン |絵画|立体|クラフト|版画|イラスト|
|写真|絵本|CG|コミックアート|切絵|
Art Festival of Tokyoten
東京展では、優れた物故作家を顕彰してきました。今回は30年以上東京展を支えてきた杉田五郎の作品を陳列致します。
◎顕彰故展 杉田五郎「つるの通るみち」
「つる」とは丹頂鶴。「とおるみち」とは丹頂鶴の生き様。丹頂は鶴の中でも相当厳しい道を歩んでいる。杉田五郎氏は極寒の北海道にその鶴を30年以上制作の為取材している。常人では出来ない事だ。自己の芸術の歩む道を「鶴の通る道」と定め孤高の道を歩んだ作家だ。その作品群は繊細かつ気品に富み、人の心に迫る。今回の展示は、彼の己に求めた精神の厳しさと、透通った心根を提示し観る者に感動を与えるであろう。
◎企画展示―1 東京展EYES~銀座・京橋の画廊・個展探索
バブルの頃の盛況に比べると、銀座の画廊も減少傾向にあるようです。しかし作家を応援してくれる画廊はまだまだ多く、我々作家たちにとって、銀座はやはり特別なエリアです。団体展に入っていようがいまいが、画廊で主体的に個展を開いて活動する優秀な作家を顕彰する意味で『東京展 EYES』を始動します。3年続けて、合計20~30名セレクトする予定です。さらにリクエストの多い作家には50周年記念展にも出品していただき、そこでグランプリを決定する予定です。東京展の運営委員が見回って、“東京展の視点”で選ばせていただき招待展示します。(銀座と近接している京橋も範囲に含めます。)クオリティーの高さと多様性を是非ご覧になって下さい。
◎企画展示―2 「コミックアートに見る夜景画」考
20世紀における照明器具の発展で、夜の夜景は劇的に変化した。伝統的な油彩画においては、光の方向性で量感を表現することが基本なので、光量の小さい夜景はあまり得意とする所ではなかった。そこにイラストのジャンルから発展して特にコミックアートの世界において、『夜景画』は“自由な発想”という翼を付けて大いに羽ばたいているように見える。現代において『夜景』とは、昼間よりも開放的な、“可能性へと開かれた広大な空間”となったのだ。綺麗びやかなイルミネーションから星へと連なる夜景は、この地球もまた宇宙宙であると再認識させてくれる。私達人間はそこで“大いなるもの”へと出会うのだ。そうした優れて現代的な内容を表現するコミックアートの『夜景画』を集めて、東京展のポテンシャルと重ねて鑑賞したい。
- 主催者
- 東京展美術協会
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:30
- 入場は終了30分前 最終日は14:00まで
会場情報
東京都美術館 トウキョウトビジュツカン
TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒110-0007
台東区上野公園8-36 - ホームページ
- https://www.tobikan.jp
登録日:2021年8月25日