ID:6836

平山郁夫展

会場

河口湖美術館

KAWAGUCHIKO MUSEUM OF ART

会期

2004年4月3日(土) ~ 2004年5月16日(日)

展覧会概要

平山郁夫展 ヒラヤマイクオテン

日本画家平山郁夫の制作による奈良・薬師寺の玄奘三蔵院『大唐西域壁画』が平成十三年に一般公開されました。
この壁画は、中国の高層玄奘三蔵が旅した唐の都長安からインドのナーランダへの道のりを七場面十三面に描いたもので、長さ四十メートルに及ぶ大作です。
この壁画の制作にあたり、平山郁夫はみずから玄奘の足跡を追体験するため百十回もの海外取材を敢行、制作したスケッチは一万点、構想から完成まで実に三十年の歳月を費やしたと言われています。

平山郁夫が自身の被爆体験と後遺症の苦しみの中で、玄奘がインドから経典をもたらすさまを幻想的に描いた作品『仏教伝来』(1959年)を制作し、それ以後シルクロードや仏教をテーマに数々の作品を発表してきたことは広く世に知られるところです。
その画業の根底に一貫している平和を願う想い、そして玄奘三蔵への崇敬の念、その一つの結実がこの『大唐西域壁画』であります。

本展は壁画制作のために描かれた原寸の大下図を中心に素描約五十点などを展示します。
平山芸術の集大成ともいうべき『大唐西域壁画』、その完成までの努力と精進の奇跡をたどるものです。

主催者
河口湖美術館/平山郁夫美術館/日本経済新聞社
休催日
4/6、4/13、4/20、4/27、5/11
観覧料
一般・大学生 800(720)円
高校生・中学生 500(450)円
※( )内は8名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.fujisan.ne.jp/kgmuse/
展覧会問合わせ先
TEL.0555-73-2829 FAX.0555-76-7879

会場情報

河口湖美術館 カワグチコビジュツカン

KAWAGUCHIKO MUSEUM OF ART

会場住所
〒401-0304
南都留郡富士河口湖町河口3170
ホームページ
http://kgmuse.com/
更新日:2010年11月16日
登録日:1999年3月31日