千原真実展 風景、片鱗

glimpse of landscape GⅢ-vol.140 千原真実展 風景、片鱗 チハラマミテン フウケイ、ヘンリン

画面に漂うほどよい緊張感。形、素材、テクスチュアもばらばらの物質たちが、ひとつの画面の中で対話し、関係を結ぶ千原真実の作品は、コラージュという技法によって制作されています。近年、千原は「絵と絵のまわり」というテーマに取り組む中、フレームや壁といった、絵画にとっての「支持体」をコラージュしながら、イメージを描くこととは異なる絵画を探求しています。
ひとは何かを見るとき、意識的に視線を注いで「見て」います。千原は、「見て」いるものの周りに存在しているものも同時に、その気配、雰囲気を感じ取り、認識していると言います。それは、いわば風景の片鱗。千原はかすかな存在を、刹那や偶然を、絵画に「置き換え」ています。

主催者

熊本市現代美術館[熊本市、公益財団法人 熊本市美術文化振興財団]

協賛・協力等

助成:熊本放送文化振興財団

休催日

火曜休館

開催時間

10:00 ～ 20:00

観覧料

入場無料

クロージング・イベント(予定)
ワークショップ
日時:8月22日(日) 14:00～
講師:千原真実
内容および申込方法については、7月上旬頃、当館HPにて詳細をアップします。

熊本市現代美術館 クマモトシゲンダイビジュツカン

CONTEMPORARY ART MUSEUM KUMAMOTO

会場住所

〒860-0845
熊本市中央区上通町2-3

ホームページ

https://www.camk.jp/