ID:68048

企画展

明治の売薬版画版元を探る

会場

富山市郷土博物館

TOYAMA MUNICIPAL FOLK MUSEUM

会期

令和3年4月24日[土]-7月11日[日]

感染の拡大状況によっては、やむをえず会期を変更または休館することがあります。

展覧会概要

企画展 明治の売薬版画版元を探る メイジノソライガクハンモトヲサグル

浮世絵版画は、江戸時代の庶民が生み育てた絵画で、彼らの生活の諸相を主題としています。富山町では江戸時代後期に入ると、富山土産として断続的に版行されるようになり、天保(てんぽう)年間(一八三〇~四四)頃、売薬進物として取り入れられたことから、大量に版行されるようになりました。この富山浮世絵版画は、当時、絵紙(えがみ)や錦絵(にしきえ)などと称されていましたが、主な用途が売薬進物であったため、現在では「売薬版画(そらいがく)」と呼ばれています。
明治時代に入っても売薬業と歩みをともにし、二十年代には最盛期を迎えました。その頃、売薬版画は進物商や印刷業者などが版元となっており、富山の町には名前が確認できるものだけで二十軒近く営業していたことが確認できます。 江戸時代以来続く高見清平のほか、明治時代に入って創業した小泉重兵衛、吉尾達二、熊本甚四郎ら、この時期の版元たちは多士済々の顔ぶれです。
本展では、明治時代の版元に焦点を当て、売薬版画など五十点余りを展示します。 版元の仕事ぶりとともに、多種多様な明治の売薬版画を是非ご覧ください。

休催日
5月12日(水)、5月17日(月)~23日(日)、7月1日(木)
開催時間
9:00 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
大人210円(170円) 高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展示もご覧いただけます。
展覧会ホームページ
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/kikakuhaku/kikakuhaku.html

会場情報

富山市郷土博物館 トヤマシキョウドハクブツカン

TOYAMA MUNICIPAL FOLK MUSEUM

会場住所
〒930-0081
富山市本丸1-62 (富山城址公園内)
ホームページ
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/index.html
更新日:2021年7月7日
登録日:2021年7月7日