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掛川藩・横須賀藩の文化教養の原点

―御用絵師と藩校教授―

[絵師]村松以弘 [教授]松崎慊堂 [絵師]大久保一丘 [教授]八木美穂

会場

掛川市二の丸美術館

Kakegawa Ninomaru museum of art

会期

令和4年2/19(土)-4/10(日)

◆本展覧会および関連事業は、変更、延期、中止になる可能性がございます。
最新情報は二の丸美術館HPにて御確認ください。

展覧会概要

掛川藩・横須賀藩の文化教養の原点 カケガワハン・ヨコスカハンノブンカキョウヨウノゲンテン ―御用絵師と藩校教授―

江戸時代、掛川市には掛川藩・横須賀藩の二つの藩が存在しました。
掛川藩は、1746年(延享3)に太田資俊が入封以来、幕末まで七代123年にわたり太田家が藩主を務めました。一方、横須賀藩は、1682年(天和2)に西尾忠成が入封以来、八代186年にわたり西尾家が藩主を務めました。
本展では、太田侯・西尾侯が遺した貴重な歴史資料を紹介するとともに、藩主に仕えていた御用絵師(掛川藩・村松以弘、横須賀藩・大久保一丘)と藩校教授(掛川藩・松崎慊堂、横須賀藩・八木美穂)に焦点を当てた展示を行います。
また、あわせて江戸後期に編纂された両藩の地誌(掛川誌稿、郷里雑記)を紹介します。国内の政治体制が安定した江戸時代には、様々な地誌が編纂されました。地誌は各地の地理・歴史・産物などを取りまとめたものであり、その時代の各地の様子(情報)を今に伝えてくれています。
本展か両藩の当時の様子を知り、優れた文化教養に触れる機会となれば幸いです。

主催者
(公財)掛川市文化財団/掛川市
協賛・協力等
後援 掛川市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社
休催日
2月28日(月)・3月7日(月)・3月22日(火)
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 200円(20名以上の団体2割引料金)・中学生まで無料
ステンドグラス美術館、掛川城との共通セット券もあります
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳を所持する方とその介助者1名は無料
※しずおか子育て優待カード・掛川(得)パスポート利用可

イベント情報

講演会
3月19日(土)13:30~15:00(受付13:00)
「掛川藩・横須賀藩の文化教養の原点」
第一部 村松以弘と大久保一丘の絵画
松崎慊堂と八木美穂の学問・教養について
講師:日比野 秀男(掛川市二の丸美術館館長)
第二部 静岡県の地誌について-掛川誌稿と郷里雑記を中心に-
講師:松本 稔章氏(静岡県立島田商業高等学校長)
会場:掛川市立中央図書館 会議室
聴講料:200円(展覧会観覧料を含む)
申込:2月19日(土)9:00より電話受付(先着50名)

ギャラリートーク
2月26日[土] テーマ:御用絵師と藩校教授 担当:日比野 秀男(当館館長)
3月5日[土] テーマ:横須賀藩学問所教授 八木美穂 担当:石田 杏子(担当学芸員)
3月12日[土] テーマ:掛川誌稿と郷里雑記 担当:木佐森 道弘(掛川市立大東図書館)
3月26日[土] テーマ:掛川藩校 校舎について 担当:和田 厚氏(元 常葉大学造形学部 非常勤講師)
会場:掛川市二の丸美術館 展示室
時間:14:00~14:30 申込不要、当日観覧料が必要です。

会場情報

掛川市二の丸美術館 カケガワシニノマルビジュツカン

Kakegawa Ninomaru museum of art

会場住所
〒436-0079
掛川市掛川1142-1
ホームページ
https://k-kousya.or.jp/ninomaru/
更新日:2022年2月23日
登録日:2021年6月2日