ID:67528

疎密考 Thoughts on Sparseness and Density

会場

和歌山県立近代美術館

THE MUSEUM OF MODERN ART,WAKAYAMA

会期

2021.4.24sat.-5.30sun.

展覧会概要

疎密考 ソミツコウ

Thoughts on Sparseness and Density

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界で人々の暮らしが一変しました。感染防止のために、いたるところで「密」を避け、社会的距離を保つこと(Social Distancing)が叫ばれ、普段から私たちは他人との距離や、自らの置かれた空間を否応なしに意識させられています。
隔てなく人と触れあい、集まって活動し、どこでも自由に行き来できた日々がいまでは大きく変化し、多くの場面で制約あるいは自粛が求められるようになりました。気兼ねなく「密」になれた日常は既に懐かしいものとなり、「新しい生活様式」に順応せざるを得ないいま、私たちの周りの空間ではさまざまな試行錯誤が繰り広げられています。
これまで古今東西の作家も、空間というテーマに対峙し、多様な視点からアプローチしてきました。その中でも「疎密」は重要な意味を持ち、作品の性質を決定づける要素のひとつでもあるといえるでしょう。本展覧会では、人のいる風景やだれもいない風景に表れた疎密、余白あるいは 集積といった形で表現された疎密などを作品を通じて紹介し、空間における人やものの距離とそれらの関係について見つめ直します。

休催日
月曜日 ただし、5月3日(月・祝)は開館し、5月6日(木)休館
開催時間
9:30 ~ 17:00
入場は16:30まで
観覧料
一般520(410)円、大学生300(260)円
( )内は20名以上の団体料金
高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料/毎月第4土曜日(4月24日、5月22日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料/毎月第1日曜日(5月2日)は無料
展覧会ホームページ
https://www.momaw.jp/exhibit/2021somitsu/

イベント情報

解説付きコンサート
「クラシック音楽と疎密」
演奏・解説:西尾恵子(神戸市室内管弦楽団首席ヴァイオリン奏者)
解説:岩野裕一(音楽ジャーナリスト・実業之日本社 代表取締役社長)
日時:5月5日(水・祝)14:00~14:45
〈プログラム〉
イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番より 第1楽章
バルトーク 無伴奏ヴァイオリンソナタより 第4楽章
バッハ 無伴奏パルティータ第2番
場所:和歌山県立近代美術館 屋外アプローチプラザ(屋外)[雨天の場合は2階ホール、入場制限あり]
*申込不要、入場無料
協力:和歌山県立近代美術館友の会

担当学芸員によるフロアレクチャー
日時:4月29日(木・祝)、5月29日(土)いずれも14:00~15:00
場所:2階展示室内 *申込不要、要観覧券

こども美術館部(小学生対象の作品鑑賞会)
日時:5月1日(土)、5月2日(日)いずれも11:00~12:00
場所:2階展示室内
*定員6名。ウェブサイトにて要申込
4月13日(火)9:30より申込受付開始
*小学生は無料、展示室に同伴される保護者は要観覧券

館内で実施のイベントについては、参加者多数の場合、必要に応じて入場制限を行います。

会場情報

和歌山県立近代美術館 ワカヤマケンリツキンダイビジュツカン

THE MUSEUM OF MODERN ART,WAKAYAMA

会場住所
〒640-8137
和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
ホームページ
https://www.momaw.jp/
更新日:2021年5月19日
登録日:2021年5月19日