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コレクター福富太郎の眼
昭和のキャバレー王が愛した絵画
会場
新潟県立万代島美術館
The Niigata Bandaijima Art Museum
会期
2021年9月18日(土)~11月7日(日)
※展覧会名は仮称です。会期等は変更されることがあります。最新の情報は当館のホームページ等で随時お知らせいたします。
展覧会概要
コレクター福富太郎の眼 コレクターフクトミタロウノメ 昭和のキャバレー王が愛した絵画
「私は、福富太郎という人は、間違いなく戦後最高のコレクターだと思っています。」
―本展監修者・山下裕二氏(美術史家・明治学院大学教授)
昭和の「キャバレー王」として知られた福富太郎(ふくとみたろう)(1931-2018)は、戦後の高度経済成長とともに全国に店舗を展開し、実業家として成功をおさめました。また、テレビやラジオ番組に出演し、その軽妙でユーモアあふれる語り口が人気を博し、キャバレー太郎の異名をとりました。
その一方で、浮世絵や美人画をはじめとする近代日本絵画、さらに幼少期の体験に基づく戦争画などの美術品を長年蒐集し、「福富太郎コレクション」を築きます。そして、美術雑誌の連載をはじめとする著述や講演をとおして自身の愛するコレクションを紹介し、美術品の魅力を広く人々に伝えることに力を注ぎました。
本展覧会では、蒐集のきっかけとなった日本画の鏑木清方(かぶらききよかた)を代表とする美人画をはじめ、明治の黎明期から昭和の戦時下にいたる洋画まで、彼がこよなく愛した絵画80点余りをご覧いただきます。生前の福富太郎と深く交遊した山下裕二氏(美術史家・明治学院大学教授)の監修により、コレクターとしての審美眼に焦点を当てながら類稀なるコレクションの全体像をご紹介する初の機会です。
- 主催者
- 新潟県立万代島美術館、NST新潟総合テレビ、コレクター福富太郎の眼新潟展実行委員会
- 協賛・協力等
- 特別協力:福富太郎コレクション資料室
協賛:中央イベントリース
後援:新潟市、新潟市教育委員会、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NCV(株)ニューメディア、FM新潟77.5、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ、エフエムしばた、燕三条エフエム放送
企画協力:アートワン
協力:新潟県立美術館友の会 - 休催日
- 9月27日(月)、10月11日(月)、10月25日(月)
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (観覧券販売は17:30まで)
- 観覧料
- 当日券 一般1,600円(1,400円)/大学・高校生1,300円(1,100円)/中学生以下無料
前売券[一般のみ]/1,400円 - ※( )内は有料20名様以上の団体料金 ※障害者手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
- 展覧会ホームページ
- https://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/fukutomitaro_collection/
イベント情報
■講演会
9月18日(土)14:00~15:30/NICOプラザ会議室(万代島ビル11F)にて
講師:山下裕二氏(本展監修者/美術史家・明治学院大学教授)
演題:「戦後最高のコレクター・福富太郎と私」
定員60名[事前申込制]/聴講無料
*申込方法:往復はがきに、①参加人数(1通につき2名まで可)、②参加者全員の氏名・住所・電話番号(日中に連絡可能なもの)を明記の上、当館まで送付してください。9月1日(水)必着。応募多数の場合は抽選となります。
■鑑賞講座
10月17日(日)14:00~15:00/美術館ロビーにて
講師:澤田佳三(当館専門学芸員)
演題:「福富太郎が愛したコレクション」
定員25名[申込不要・先着順] *13:30より受付/聴講無料
■学芸員によるギャラリートーク
10月3日(日)、10月10日(日)、11月3日(水・祝) 各日14:00~/展示室にて/申込不要/要観覧券
◎新型コロナウイルス感染症の状況により、開催内容に変更が生じる場合があります。
会場情報
新潟県立万代島美術館 ニイガタケンリツバンダイジマビジュツカン
The Niigata Bandaijima Art Museum
- 会場住所
-
〒950-0078
新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5F - ホームページ
- https://banbi.pref.niigata.lg.jp/
登録日:2021年5月12日