ID:66868
美術部門コレクション展示
美術家大辞典 鳥取県立博物館版〈近現代編〉
ま行以降(2月20日‐3月28日)
会場
鳥取県立博物館 2階 第3特別展示室
Tottori Prefectural Museum
会期
2021年2月20日(土)~3月28日(日)
展覧会概要
美術部門コレクション展示 美術家大辞典 鳥取県立博物館版〈近現代編〉 ビジュツカダイジテン トットリケンリツハクブツカンバン〈キンゲンダイヘン〉 ま行以降(2月20日‐3月28日)
当館にはどのような美術作家の作品が収集されているか、ご存知でしょうか。「美術家大辞典」は、美術部門のコレクションに含まれる作品の作者を、辞典の形式に倣った五十音順にて、すべてご紹介しようという新しい試みです。各作家の活動時期によって近世以前と近現代とに区分し、昨年度より「あ行」の名前を持つ美術作家から順に二部屋にて展開しており、二年目を迎える今年度で当面は完結する予定です。〈近現代編〉の本会場では、「ま行以降」の美術家のうち、主として明治期以降に作品を制作してきた作家から、私達と同時代を共有しているアーティストまでを対象として、当館の収蔵作品をご覧いただきます。
本展では、会場に並ぶ作品の作者は五十音順―つまり無作為に選ばれています。それゆえ、通常の展覧会で意図されているところのテーマ性は見当たらず、一見すると散漫な印象を抱くかもしれません。しかしひとたび会場に足を踏み入れると、前田寛治や増田英一ら一九二〇年に結成された「砂丘社」を牽引したメンバー、あるいは八百谷冷泉や前田直衛といった郷土出身の力量豊かな日本画家など、鳥取県の芸術文化活動を支える美術家たちによる活動の連関を見いだすことができます。それは、郷土にゆかりのある作家や作品、またそれらに関連する美術を柱として、当館が継続的に収集してきた経緯を如実に反映するものです。
偶然めくった辞典の一ページに思いがけない発見があるように、本会場でも美術家の偶然の邂逅を通じて見えてくるであろう「鳥取の美術史」の一端をぜひ探してみてください。
- 休催日
- 会期中の月曜日
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- 観覧料
- 一般180円 (20名様以上の団体150円)
- ※次の方々は無料です。
◎大学生以下 ◎学校教育活動での引率者 ◎70歳以上 ◎障がいのある方、要介護者等およびその介護者、難病患者の方 - 展覧会ホームページ
- https://www.pref.tottori.lg.jp/290754.htm
イベント情報
【美術家大辞典ギャラリートーク】
「当館美術コレクションの作家名、50音順」というテーマで2年間に渡り開催してきた「美術家大辞典」の締めくくりとして、展示内容やコレクションを振り返りつつ、担当学芸員とともに作品を鑑賞します。
■日時:3月27日(土)14時~15時
■場所:博物館第3特別展示室
■対象:小学生~一般
■定員:なし
■参加費:要観覧料
■申込み:不要
会場情報
鳥取県立博物館 トットリケンリツハクブツカン
Tottori Prefectural Museum
- 会場住所
-
〒680-0011
鳥取市東町2-124 - ホームページ
- https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
登録日:2021年3月24日