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桃山・江戸文化の輝き

会場

大和文華館

THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN

会期

4月9日(金)~5月16日(日)

展覧会概要

桃山・江戸文化の輝き モモヤマ・エドブンカノカガヤキ

戦乱の世が終わり、天下統一へと進んだ桃山時代には、天下人の美意識を反映し、絢爛豪華な絵画や工芸が制作されました。また、都市が再興する中で経済活動が活発化し、高位の武家や公家だけでなく庶民も力を持ち、風俗画や素朴な画風など新しい絵画の題材や表現も展開します。この時代の特徴として、初めての西洋文化との出会いや、茶の湯の隆盛なども挙げられ、エネルギーに満ちた新たな造形が生み出されました。
徳川将軍を頂点に抱く政権が長きにわたって続き、泰平の世となった江戸時代には、伝統ある画派の狩野派や土佐派が権威を持つ一方で、人や物資、情報の往来がさらに活発化し、求められる絵画が多彩となり、様々な出自の個性的な絵師たちが活躍しました。美しい食器や装身具など、生活を彩る工芸も多様化し、広い階層で用いられるようになります。江戸時代後半には、西洋文化が再び流入し、中国の明・清時代の文化も積極的に学ばれ、海外からの刺激が増加することで、また新しい文化が展開し、成熟していきました。
本展観では、美術作品を愛好する層が広がり、多様な文化が育まれた桃山・江戸時代の絵画や書、工芸を展示します。活気に満ちた時代が生み出した文化の粋をお楽しみください。 (担当 宮崎もも)

休催日
毎週月曜日
(ただし、5月3日〈祝>は開館し、6日<木>が休館)
開催時間
午前10時 ~ 午後5時
(入館は午後4時まで)
観覧料
一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引

イベント情報

特別講演 5月9日(日) 午後2時 講堂
「豊臣秀吉―その権力・文化・宗教」
大阪城天守閣館長 北川 央氏

日常美術講座 4月25日(日) 午後2時 講堂
「渡辺始興筆『四季花鳥図押絵貼屏風』をめぐって」
当館学芸部係長 宮崎もも

スライドによる展覧会解説 毎週土曜日 午後2時 講堂(当館学芸部による)

会場情報

大和文華館 ヤマトブンカカン

THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN

会場住所
〒631-0034
奈良市学園南1-11-6
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
更新日:2024年10月22日
登録日:2021年2月24日