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アール・デコ様式-朝香宮がみたパリ-

会場

東京都庭園美術館

TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM

会期

2003年10月1日(水) ~ 2004年2月1日(日)

展覧会概要

アール・デコ様式-朝香宮がみたパリ- アールデコヨウシキ-アサカノミヤガミアパリ-

現在、東京都庭園美術館として公開している建物は、旧皇族朝香宮家の本邸として1933年(昭和8)に完成されたものです。

1920年代前半のアール・デコ全盛期に、ご夫妻揃ってパリに滞在されていた朝香宮両殿下は、1925年(大正14)に開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(アール・デコ博)」を実際にご覧になられた経験をお持ちでした。 お二人は日本帰国後に新たな宮邸の建設計画に着手され、世界でも有数の本格的なアール・デコ様式の邸館を誕生させました。この新邸の建設にあたり、フランス人デザイナー、アンリ・ラパンが起用され、ルネ・ラリックやマックス・アングランなど、パリで活躍していたアール・デコの芸術家たちの作品が宮邸主要室内の装飾に用いられました。ラパンの壁画やラリックのガラスレリーフなど、当時この邸館のために制作され、海を渡ってきた作品の数々は、70年という時を越えて現在も建物の中でその輝きを保っています。

本展では、「朝香宮がみたパリ: 1925年アール・デコ博覧会」をテーマに、日仏アール・デコ・スタイルの架け橋として宮邸装飾に尽力したアンリ・ラパン、ルネ・ラリック、マックス・アングラン、レイモン・シューブらの作品のほか、宮邸誕生に際して日本人デザイナーにインスピレーションを与えた、アール・デコの様々なスタイルの作品をご紹介いたします。

※開館20周年を記念して、本展会期中3階のウィンターガーデンを特別公開いたします。

休催日
毎月第2・第4水曜日(祝祭日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12/28~1/3)
観覧料
庭園のみの入場料は
一般 200円
大学生(短大・専門学校生を含む) 160円
中・高校生・65歳以上 100円
未就学児 無料
※詳細はお問合せください。
展覧会ホームページ
http://www.teien-art-museum.ne.jp/
展覧会問合わせ先
テレホンサービス 03-3443-8500

会場情報

東京都庭園美術館 トウキョウトテイエンビジュツカン

TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM

会場住所
〒108-0071
港区白金台5-21-9
ホームページ
https://www.teien-art-museum.ne.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2010年5月12日
登録日:1999年3月31日