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脱皮する大地・浅間山 長岡國人展 ASAMA KUNITO NAGAOKA/WORKS 1969-2019
「私は浅間山を去ったが、私から浅間山が離れることは決してなかった」
会場
佐久市立近代美術館 油井一二記念館
SAKU Municipal Museum of Modern Art
会期
2021 1.6 wed -2.7 sun
展覧会概要
脱皮する大地・浅間山 長岡國人展 ダッピスルダイチ・アサマヤマ ナガオカクニトテン
ASAMA KUNITO NAGAOKA/WORKS 1969-2019
長岡國人(ながおかくにと)(1940-)は、長野県南佐久郡野沢町(現・佐久市)出身の美術家です。1963年に多摩美術大学デザイン科を卒業後、3年間は東京でグラフィック・デザイナーとして活動していましたが、1966年にドイツ・西ベルリンに移住。ベルリン国立アカデミー及びベルリン国立芸術大学で学んだのち、銅版画制作を開始します。〈Iseki=遺跡〉シリーズをはじめとする銅版画作品は、ヨーロッパ各国の国際版画ビエンナーレ展でグランプリを受賞するなど、非常に高い評価を受けました。
1991年に帰国してからは、兵庫県朝来市和田山町にアトリエを構え、手漉き和紙や古和紙によるペーパーワーク(〈大地の脱皮〉〈石の脱皮〉シリーズ)を手掛けてきました。また、2001年からドイツ、チェコ、アルメニア等で断続的に実施している「拓本プロジェクト」でも、国際的に注目を集めています。
本展で紹介する長岡の50年間の仕事は多岐にわたっていますが、創作の根底には常に浅間山があったといいます。様々な自然災害が人類の生活を脅かす今日、長岡の作品は、強い実感をもって私たちの胸に迫ってきます。本展が皆様にとって、大地と人間と文化とのかかわりを再考する契機となることを願っています。
- 主催者
- 佐久市、佐久市教育委員会
- 協賛・協力等
- 共催:信濃毎日新聞社/後援:佐久ケーブルテレビ、エフエム佐久平、佐久市民新聞、美術年鑑社、佐久市立近代美術館友の会
- 休催日
- 1/12,18,25・2/1
- 開催時間
- 10:00 ~ 16:30
- 観覧料
- 一般800(600)円/大学生410(310)円/高校生以下無料
- ( )内は20名以上の団体料金
障がい者手帳等の提示により無料(本人及び介助者)/全国子育て支援パスポートの提示により団体料金(同行者全員)/佐久市消防団員証の提示により団体料金(本人のみ) - 展覧会ホームページ
- https://www.city.saku.nagano.jp/museum/special-exhibitions/02nagaoka.html
イベント情報
すべて事前申込制(先着順・定員に達し次第受付終了)です。
●申込方法:12月1日(火)から電話0267-67-1055)で受付
●長岡國人 アーティストトーク「大地の黙示録」
[日時]1月9日(土) 10:00~11:00 [講師]長岡國人
[会場]視聴覚室 [定員]20名(要観覧券)
●版画工房 WERK(ヴェルク)-STATT(シュタット) N組ワークショップ
「チョキチョキ・ペッタンタン」白い絵本の表紙づくり
いらなくなったものを再利用して、版画工房N組のみなさんの
ご指導で、「思いでの一冊」を作りましょう!
[日時]1月10日(日) ①10:00~12:00/②13:30~15:30
[会場]視聴覚室
[講師]版画工房 WERK-STATT N組(長岡國人・内藤絹子・中村真由子)
[定員]各回6組(1組につき3名まで)
[参加費]一人500円
[持ち物]コラージュ(持参の紙や布をのりで貼り付ける)をしますので、家庭で不要になった新聞・雑誌・布など、平らなものを持参してください。
このほか、自宅にあれば、絵の具セット(水を入れる小さな容器や使用済みトレー等で絵の具を混ぜられるもの)・はさみ・のり・筆・鉛筆・色鉛筆など。
●長岡國人×堤隆 ギャラリートーク「浅間・考古学・現代美術」
[日時]2月7日(日) 16:30~17:30
※参加する方は16:25までにご入館ください。
16:30(閉館時刻)で一旦入口を閉鎖します。
[会場]展示室
[講師]長岡國人・堤隆(浅間縄文ミュージアム館長)
[定員]20名(要観覧券)
会場情報
佐久市立近代美術館 油井一二記念館 サクシリツキンダイビジュツカン ユイイチジキネンカン
SAKU Municipal Museum of Modern Art
- 会場住所
-
〒385-0011
佐久市猿久保35-5 (駒場公園内) - ホームページ
- https://www.city.saku.nagano.jp/museum/
登録日:2021年1月13日