木島(このしま)櫻谷(おうこく) 四季の金屏風 KONOSHIMA Okoku Golden Folding Screens of Four Seasons

京都画壇とともに 木島(このしま)櫻谷(おうこく) 四季の金屏風 コノシマオウコク シキノキンビョウブ

KONOSHIMA Okoku Golden Folding Screens of Four Seasons

柳に桜、燕子花、菊、梅…。ふりそそぐ光のなか、四季それぞれの花が咲き競う四双の金屏風。この壮麗な連作は大正時代、大阪茶臼山に新築された住友家本邸のために制作されました。作者は木島櫻谷(このしま・おうこく 1877-1938)、明治から昭和に京都画壇の重鎮と目された日本画家です。ここでは終生重んじた写生の技に加え、優れたデザイン感覚を発揮、展覧会出品作とはすこし趣が異なります。それは京都のアート/ビジネスの中心地の町家で育ち、座敷×美術の黄金比を熟知した彼のもうひとつの本領といえるでしょう。四季連作が揃うまたとない機会に、清浄な空気に包まれる特別な時をお過ごし下さい。あわせて、住友コレクションより櫻谷と京都の先人の絵画、そして新たな寄贈品もご紹介します。

主催者

公益財団法人泉屋博古館、京都新聞

協賛・協力等

後援=京都市、京都市教育委員会、京博連、公益社団法人京都市観光協会、NHK京都放送局

休催日

月曜日(9月20日は開館)、9月21日(火)

開催時間

午前10時 ～ 午後5時

(入館は午後4時30分まで)

観覧料

一般800円、高大生600円、中学生以下無料

・本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます。
・20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は無料

[割引情報]
京都東山 美術館さんぽ
本展の半券提示で下記展覧会の一般入館料800円が700円になります。
野村美術館
「深まりゆく秋 -初秋・晩秋の取り合せ-」
[前期]9月11日(土)～ 10月24日(日)
[後期]10月26日(火)～ 12月5日(日)

展覧会ホームページ

https://sen-oku.or.jp/program/20210911_konoshimaoukoku/

すべて入館料のみでご参加いただけます。予約制
受付開始 8月25日(水)10時～(先着順)
ホームページ・電話 075-771-6411

スペシャルほっこり・トーク「京の暮らしと屏風の美」
会場 展示室
定員 20名 要予約
10月9日(土)18時～19時30分
杉本歌子氏(奈良屋記念杉本家保存会 学芸部長)
屏風に囲まれた展示室で、京町家の暮らしと屏風の楽しみについてうかがいながら、屏風の新たな魅力を見つけましょう。閉館後にじっくり鑑賞するひとときです。

オウコク・トーク!
会場 当館講堂
定員 40名 予約優先
展示品を中心にスライドで解説します。
各回14時～15時
1「京のまちが育てた櫻谷ーその交流と美意識」
9月18日(土) 実方葉子(泉屋博古館学芸部長)
2「京都日本画のオウコク」
9月28日(火) 野地耕一郎(泉屋博古館東京館長)
3「素材と技法から読み解く櫻谷の屏風」
10月13日(水) 実方葉子(泉屋博古館学芸部長)

公益財団法人 泉屋博古館 センオクハクコカン

SEN-OKU HAKUKO KAN

会場住所

〒606-8431
京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24

ホームページ

https://www.sen-oku.or.jp/kyoto/