ID:65920
凝然国帥没後七百年
【特別展】
Priest-Gyōnen 700th Memorial Special Exhibition
鑑真和上と戒律のあゆみ The Buddhist Legacy of Jianzhen (Ganjin) and His Successors
国宝「鑑真和上坐像」特別出展!
寺外では十二年ぶり、京都国立博物館では四十五年ぶり。
会場
京都国立博物館 平成知新館
Kyoto National Museum
会期
2021年3月27日[土]ー5月16日[日]
前期展示:※3月27日(土)~4月18日(日)/後期展示:4月20日(火)~5月16日(日)
前期展示:※3月27日(土)~4月18日(日)/後期展示:4月20日(火)~5月16日(日)
会期等は今後の諸事情により変更する場合があります
展覧会概要
凝然国帥没後七百年
【特別展】 鑑真和上と戒律のあゆみ ガンジンワジョウトカイリツノアユミ
Priest-Gyōnen 700th Memorial Special Exhibition The Buddhist Legacy of Jianzhen (Ganjin) and His Successors
戒律は仏教徒が守るべき倫理規範ですが、戒律を学ぶこと自体が、「僧侶とは、仏教とはどうあるべきか」という問いに光を与える存在として扱われ、日本では仏教革新運動をリードする重要な意義を持ちました。中国で道宣[どうせん](五九六~六六七)が大成した律学は、五度に及ぶ失敗にもひるむことなく渡航を果たした鑑真[がんじん](六八八~七六三)によって日本に伝えられ、日本仏教の質を飛躍的に高めました。
とくに、戒律運動の最盛期であった鎌倉時代には、唐招提寺の覚盛[かくじょう](一一九四~一二四九)、西大寺の叡尊[えいそん](一二〇一~九〇)、泉涌寺の俊芿[しゅんじょう](一一六六~一二二七)、東大寺の凝然[ぎょうねん](一二四〇~一三二一)ら高僧が登場し、その薫陶を受けた律僧は民衆のために数多くの社会福祉事業や造像活動を行い、文化史上に燦然たる光を放っています。
本展は、凝然国師没後七百年を迎える二〇二一年に、日本仏教の発展に大きな役割を果たした鑑真の遺徳を唐招提寺の寺宝によって偲ぶとともに、明治時代に至るまでの戒律のおしえが日本でたどった歩みを、宗派を超えた名宝によってご紹介するものです。
- 主催者
- 京都国立博物館、律宗総本山 唐招提寺、日本経済新聞社、京都新聞、NHK京都放送局
- 協賛・協力等
- 特別協力―華厳宗大本山 東大寺、真言宗泉涌寺派総本山 御寺 泉涌寺、真言律宗総本山 西大寺 (五十音順)
協賛―岩谷産業、カシオ計算機、NISSHA、日本通運、三井不動産 - 休催日
- 月曜日 *ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)休館
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時30分
- (入館は午後5時まで)
- 観覧料
- 一 般 当日券1,800円 前売り1,600円
大学生 当日券1,200円 前売り1,000円
高校生 当日券700円 前売り500円 - ※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方とその介護者1名は無料です ※大学生・高校生の方は学生証をご提示ください ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引きとなります ※前売券は3月26日までの期間限定販売
[チケットの主な販売先]①本展公式サイト、②チケットぴあ(Pコード:685-505)、③ローソンチケット(Lコード:54971)、④セブンチケット、イープラス、CNプレイガイド、主要コンビニエンスストア他 ※チケットの購入時に手数料がかかる場合があります。
京都国立博物館では、新型コロナウイルス感染拡大予防のための取り組みを行っております。
安心して博物館をお楽しみいただける環境維持のため、マスクの着用、検温などへのご協力をお願いいたします。
また、会期や入場方法の変更などを行う場合がありますので、最新情報については、公式サイト、京都国立博物館ウェブサイト等をご確認ください。 - 展示替え情報
- ※会期中、一部作品の展示替を行います。
- 展覧会ホームページ
- https://ganjin2021.jp
- 展覧会問合わせ先
- 075-525-2473(テレホンサービス)
イベント情報
◎開幕記念講演会
3月27日(土)
「鑑真和上の教え」
講師:西山明彦(にしやまみょうげん)師(律宗管長、唐招提寺八十八世長老)
◎記念講演会
4月3日(土)
「律とは何か」
上杉 智英(京都国立博物館 研究員)
4月10日(土)
「日本の戒律運動と日本人」
大原 嘉豊(京都国立博物館 保存修理指導室長)
4月17日(土)
「俊芿と宋代戒律の日本への影響」
西谷 功 氏(泉涌寺宝物館「心照殿」学芸員)
5月8日(土)
「鑑真和上とゆかりのみ仏たち」
淺湫 毅(京都国立博物館 上席研究員)
【時間】午後1時30分~午後3時
【会場】平成知新館 講堂
【定員】各100名 ※適切な間隔を保つため、定員100名にて実施いたします。着席場所は係員の指示に従ってください。
【料金】聴講無料(ただし、講演会当日の本展覧会観覧券が必要)
【参加方法】当日午前9時30分より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布し、定員になり次第、配布を終了します。
会場情報
京都国立博物館 キョウトコクリツハクブツカン
Kyoto National Museum
- 会場住所
-
〒605-0931
京都市東山区茶屋町527 - ホームページ
- https://www.kyohaku.go.jp/
登録日:2020年11月11日