ID:65911
金沢健一
Kanazawa Kenichi
振動という出来事
会場
川越市立美術館 企画展示室
KAWAGOE CITY ART MUSEUM
会期
2020年10月6日(火)-10月25日(日)
展覧会概要
金沢健一 振動という出来事 シンドウトイウデキゴト
Kanazawa Kenichi
「振動」の現象を、鉄という素材をとおして捉えてみる。
バネで支えた9mm厚の鉄板の上に白い粒子を撒き、スーパーボールでこすり振動させると、唸るような音と共に白い粒子は凝集し、そこに不思議な図形が現れる。(右写真)
鉄板はどのように振動しているのだろうか?
鉄板に触れてみると、図形が現れている部分は振動しておらず、その周りの部分が振動している。
この現象は「クラドニ図形」と呼ばれ、200年ほど前にドイツの科学者クラドニ(Chradni) により発見された現象である。スーパーボールの大きさや鉄板のこする場所、鉄板の形によりこの図形も変化する。
本展ではクラドニ図形を利用して描いたドローイングを中心に立体、映像、ワークショップ、さらにパフォーマンスをとおして「振動」が作り出す形や音の宇宙を体験する。
芸術の目と科学の目の交わりの領域を探る。
- 主催者
- 金沢健一
- 協賛・協力等
- 共催:川越市立美術館
- 休催日
- 月曜休館
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:00
- (最終日は関連イベントのため15:00まで)
- 観覧料
- 観覧無料
イベント情報
※新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに則り、各会場の定員を遵守して実施します。
■ワークショップ 「振動のかたち―クラドニ図形つくる」 講師:金沢健一
内容:振動の物理現象である「クラドニ図形」を体験するワークショップ。円、正方形、長方形、不定形の鉄板を振動させて様々なクラドニ図形を作ります。
日時:10月18日(日) 10:00~16:00 講師:金沢健一
会場:川越市立美術館 創作室
対象・定員:中学生~大人・10名(先着)
参加費:2,000円(材料費)
申し込み:10/1(木) 9:00から、電話、FAXにて美術館まで。
■パフォーマンス 「振動という出来事」 出演:金沢健一
内容:鉄板の振動といろいろな素材オやモノとの接触から得られる音や視覚的な現象を探るパフォーマンス。
日時:10月25日(日) 15:30~16:30 無料
会場:川越市立美術館 企画展示室
定員:40名(先着)
申し込み:当日13:00から整理券を配布します。
会場情報
川越市立美術館 カワゴエシリツビジュツカン
KAWAGOE CITY ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒350-0053
川越市郭町2-30-1 - ホームページ
- https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/
登録日:2020年11月11日