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版画家 ベルナール・ビュフェ II

会場

ベルナール・ビュフェ美術館

Musée Bernard Buffet

会期

2020年9月5日(土)-12月15日(火)

展覧会概要

版画家 ベルナール・ビュフェ II ハンガカ ベルナール・ビュフェ II

好評をいただいた「版画家 ベルナール・ビュフェ」の続編として、展示作品を大幅に入れ替えました。摩天楼を描いた「アルバム・ニューヨーク」、パリの街角やブルターニュの海辺の風景、ビュフェが自分の子どもたちに向けて制作した「私のサーカス」、ふくろうや昆虫、テーブルの上の静物や花など、さまざまなモチーフを表現したドライポイントとリトグラフ約80点。ビュフェが楽しんで制作した版画の世界をお楽しみいただく展覧会です。ぜひ何度でもお運びください。

油彩だけでなく、すぐれた版画作品も制作した画家を、フランスでは “Peintre-graveur パントル・グラヴール(画家にして版画家)”と呼びます。ピカソ、マティス、シャガールといった、20世紀を代表する画家の多くがそうであったように、ビュフェも版画作品を多く制作した”パントル・グラヴール”でした。

ビュフェは、ドライポイントとリトグラフという技法で版画を制作しました。

銅版画の一種であるドライポイントは、銅板を、とがった道具でひっかくように彫って絵を描き、この彫った線にインクを詰めて刷る版画です。この技法では「線の画家」とも言われるビュフェの表現が活かされています。

リトグラフは、水と油が反発することを利用して、油性の画材で描いたところにのみインクがつくようにして刷る版画です。彫るという工程がないので、描いた線がそのまま表現されます。ビュフェの妻アナベルによると、リトグラフを制作するときのビュフェは、さまざまな色を使って遊び、子どものように楽しんでいたといいます。

本展では、ビュフェの版画作品を、モチーフ、テーマ別にご紹介します。会場の冒頭でご紹介する《モンマルトルのサクレ=クール寺院》はドライポイントの大作です。この作品は当館のために制作されたもので、ビュフェが彫った銅板(版画の原版)もあわせて展示しています。当館ならではのコレクションの一つです。

主催者
別館 企画展示室
休催日
水曜日、5月7日(木)(4月23日(木)から5月6日(水)までの期間は全日開館)
開催時間
10:00 ~ 16:30
10:00-16:30(1月)/10:00-17:00(2・3月)/10:00-18:00(4-8月)/10:00-17:00(9・10月)/10:00-16:30(11・12月)入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般:1,000円(900円)高・大学生:500円(400円)中学生以下:無料
( )内は20名様以上の団体割引
展覧会ホームページ
https://www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/exhibitions/1538/

会場情報

ベルナール・ビュフェ美術館 ベルナール・ビュフェビジュツカン

Musée Bernard Buffet

会場住所
〒411-0931
長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)515-57
ホームページ
https://www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/
更新日:2020年10月14日
登録日:2020年10月14日