ID:6390
特別企画展 「高村光太郎と智恵子の世界」
会場
メナード美術館
menard art museum
会期
2003年11月7日(金) ~ 2003年12月14日(日)
展覧会概要
特別企画展 「高村光太郎と智恵子の世界」 トクベツキカクテン「タカムラコウタロウトチエコノセカイ」
出版から60年以上経った今も多くの人々に感動を与えている詩集『智恵子抄』。作者・高村光太郎は、彫刻家であり、美術評論や詩を書く文筆家でもありました。その制作世界は厳しい芸術観に貫かれています。
大正3年に結婚した智恵子は、『青鞜』の表紙絵も担当した洋画家でしたが、やがて精神に異常をきたし、入院生活の末に亡くなります。その最後の2年程で制作された切り紙絵千数百点は、光太郎が「智恵子の詩であり、抒情であり、機知であり、生活記録であり、此世への愛の表明」と言うくらい見事な造形を示し、今日、高い評価を得ています。
光太郎の彫刻(ブロンズ、木彫)・絵画・書・文学資料(詩稿など)、智恵子の紙絵作品を通して、多くの人々の心を魅了してやまない二人の芸術と愛の軌跡をたどります。
【みどころ】
本展ではメナードコレクションより光太郎の代表作品である木彫2点を出品。
● 光太郎の木彫の代表作である《鯰》(なまず)3点(大正14年、15年、昭和6年作)が30年ぶりに揃います。
● 昭和5年以来行方がわからず、光太郎自身も生前遂に再び見ることがなかった木彫作品《栄螺》(さざえ)が70年ぶりに発見され、展観されます。
【主な作品】
高村光太郎
木彫/《鯰》《白文鳥》《柘榴》など17点
ブロンズ/《十和田裸婦像のための中型試作》 《手》など14点
絵画/7点
詩稿/7点
書/5点
その他資料
智恵子 紙絵67点
- 主催者
- メナード美術館・小牧市・中日新聞社
- 休催日
- 会期中無休
- 観覧料
- 一般 900円(700円) 高大生 700円(500円) 小中生 400円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方および同行者1名は無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.menard.co.jp/museum/
- 展覧会問合わせ先
- メナード美術館 0568-75-5787
会場情報
登録日:1999年3月31日