ID:63862

平面の奧行き The two-dimensional depth

産地を核にしたハイブリッドテキスタイルのデザイン開発
扇 千花

Development of the hybrid textile design
centering on local production area
Chika Ohgi

会場

ギャラリーギャラリー

会期

2020年3月7日[土]-15日[日]

展覧会概要

平面の奧行き ヘイメンノオクユキ 産地を核にしたハイブリッドテキスタイルのデザイン開発
扇 千花

The two-dimensional depth Development of the hybrid textile design
centering on local production area
Chika Ohgi

日本のテキスタイルは着物を起源とした伝統技術から発達し、 世界で高評価を受けているが、1990年頃からアジア諸国生産の安価な繊維製品の輸入に圧され衰退している。 しかしながら、それでもなお、40カ所以上の産地が存在するローカルデザインの宝庫である。各産地はそれぞれの風土や歴史を反映した豊かなテキスタイルを生産している。
その中でも、伝統の技術を継承しながらも現代的に刷新した設備で、多品種、高付加価値なものづくりを行っている工場がある。そこでは、すでに合理化されたヨーロッパの工場にはもうない低速度織機や英式紡績機など、ハンドメイドに近い旧式の機械を使って、大量ではなく中量生産で高品質なものづくりをしている。
本研究では、各産地の上記のような工場の現地調査を行い、そのポテンシャルを探りながら、異なる産地の異なる技術を組み合わせたテキスタイルの開発を試みたものである。

1980年より私は主に繊維素材を使った美術作品を制作してきた。 2005年より名古屋芸術大学で、近郊のテキスタイル産地との産学連携プロジェクトを始めた。毎年何社もの工場でテキスタイルを作成する授業が契機になり、エ場の機械の力を借りてテキスタイルを作り始めた。ここでは本研究で開発したテキスタイルを発表する。

休催日
木曜日休廊
開催時間
12:00 ~ 19:00
最終日17:00まで
展覧会ホームページ
https://gallery-gallery.com/%E6%89%87%e3%80%80%E5%8D%83%E8%8A%B1-chika-ohgi-%E5%80%8B%E5%B1%95/

会場情報

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会場住所
〒600-8018
京都市下京区河原町四条下ル東側・寿ビル5F
ホームページ
https://gallery-gallery.com/
更新日:2020年3月18日
登録日:2020年2月19日