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春挙(しゅんきょ)と蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)展
春挙の日本画の秘密は、琵琶湖岸の別荘にある
会場
滋賀県立近代美術館
THE MUSEUM OF MODERN ART.SHIGA
会期
2003年10月18日(土) ~ 2003年11月16日(日)
展覧会概要
春挙(しゅんきょ)と蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)展 シュンキョトロカセンスイソウテン 春挙の日本画の秘密は、琵琶湖岸の別荘にある
滋賀県大津市出身の日本画家、山元春挙(やまもと・しゅんきょ。1870-1933)が大正中期に琵琶湖岸に建てた別荘「蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)」(重要文化財)。様々な資料をとおして、春挙芸術と蘆花浅水荘の関わりを検証する展覧会です。
大津の膳所に生まれた京都画壇の重鎮である山元春挙は、大正4年(1915)頃から、生まれ故郷の琵琶湖岸に別荘「蘆花浅水荘」を造営します。両親や画師の森寛斎を祀った持仏堂の記恩堂や、後には画室なども設え、その造営は春挙の生涯に及びます。「蘆花浅水荘」は子孫によって守られ、庭園は昭和40年(1965)に大津市指定名勝になり、そして平成6年(1994)に近代の和風建築の代表的な事例として、本屋・離れ・持仏堂・表門などが重要文化財に指定され、その保存と活用を目指して大規模な修理が行われています。このように蘆花浅水荘の建築や庭園は春挙が愛した姿を今に伝える貴重な文化財そのものですが、ここには春挙の遺愛品や下絵・写生類など、偉大な画家の画業はいうまでもなく、その人となりや趣味など、山元春挙の全体像を解明するに必要なあらゆるものが残されているのです。
この展覧会では、春挙の画業をより一層に読み解くために、「蘆花浅水荘」に関わる春挙の作品の数々と、そこに伝えられた貴重な資料などを展示・公開いたします。
琵琶湖岸の美麗な別荘には春挙の創作の秘密が秘められています。本展覧会は「春挙芸術の謎を解き明かし、より親しんでいただく絶好の機会となるでしょう。ぜひご鑑賞ください。
- 主催者
- 滋賀県立近代美術館、京都新聞社
- 休催日
- 月曜日(11/3は開館、翌4日(火)は休館)
- 観覧料
- 一般 800円(600円)
高・大学生 600円(400円)
小・中学生 400円(300円)
※( )内は前売及び20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.shiga-kinbi.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 代表077-543-2111
会場情報
滋賀県立近代美術館 シガケンリツキンダイビジュツカン
THE MUSEUM OF MODERN ART.SHIGA
- 会場住所
-
〒520-2122
大津市瀬田南大萱町1740-1 - ホームページ
- http://www.shiga-kinbi.jp/
登録日:1999年3月31日