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漆・木・竹工芸のみかた

東京国立近代美術館工芸館名品展

会場

石川県立美術館

Ishikawa Prefectural Museum of Art

会期

2019/11/22(fri)~12/22(sun)

展覧会概要

漆・木・竹工芸のみかた シツ・モク・タケコウゲイノミカタ 東京国立近代美術館工芸館名品展

東京国立近代美術館工芸館は、2020年、石川県金沢市へ移転します。それに先駆け、2016年度より、石川県立美術館をはじめ石川県内の美術館において、工芸館の選りすぐりのコレクションを紹介してきました。4度目の企画となる今回は、漆工・木工・竹工分野から48点を展示します。
今回のテーマは、「漆・木・竹工芸の見方」です。提案する作品の見方は、まず2つ。「近づいて見る」と「遠ざかって見る」です。作品を「近づいて見る」と、制作上のこだわりの工夫や作品の組成に気づくことができます。また、近づいて見るのと同様に、「遠ざかって見る」ことも重要です。全体を捉えることで、フォルムや構造が見えてきます。
さらに3つ目として、「他と比べて見る」という視点も提案します。例えば、「編む」という共通点から作品に着目してみると、竹のヒゴを編んでいるもの、木の皮を編んでいるもの、編まれたものの上に漆を塗ったものもあります。素材の違いや表面の処理など、それぞれを比べてみることで、新しい発見があるのではないでしょうか。
①近づいて見る・②遠ざかって見る・③他と比べて見る
という3つの見方によって、漆工・木工・竹工作品の新たな魅力を見つける機会になれば幸いです。

主催者
「東京国立近代美術館工芸館名品展」等実行委員会・石川県・金沢市・東京国立近代美術館
協賛・協力等
後援|文化庁・北國新聞社
beyond2020
令和元年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業
TOKYO2020文化オリンピアード
休催日
会期中無休
開催時間
9:30 ~ 18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般 370(290)円、大学生 290(230)円
○( )内は20名以上の団体料金。消費税込。上記観覧料でコレクション展もご覧いただけます。
○高校生以下無料。入館の際、学生証をご提示ください。
【入館料割引について】
11月22日(金)~12月15日(日)の期間中、以下の対象施設では、他の対象施設の観覧券の半券を提示すると、観覧料が団体割引になります。
対象施設:石川県立美術館・石川県立歴史博物館・石川県立伝統産業工芸館・金沢市立中村記念美術館
有効期限:鑑賞当日のみ有効(12/5(木)・12(木)は石川県立伝統産業工芸館休館)
展覧会ホームページ
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/exhibition/7646/

イベント情報

■ギャラリートーク
申込不要/要観覧券
11月22日(金)10:00~11:00 唐澤昌宏(東京国立近代美術館工芸課長)
12月22日(日)11:00~12:00 成田暢(東京国立近代美術館工芸課特定研究員)

■講演会&ミュージアムコンサート
「昭和・平成に活躍した漆芸家」
要申込・定員60名/参加無料
12月8日(日)13:30~15:00(開場13:00)
ミュージアムコンサート 13:30~14:00
講演会 14:00~15:00
増村紀一郎氏(重要無形文化財「髹漆」保持者・東京藝術大学名誉教授)
※石川県立歴史博物館 ワークショップルームにて開催
※《申込方法》往復ハガキに住所・氏名・電話番号・応募人数を記載し下記住所に送付(ハガキ1通につき2名まで申込可)
〒920-8580(住所詳細は不要)石川県文化振興課「プレイベント」係あて 11月22日(金)必着

会場情報

石川県立美術館 イシカワケンリツビジュツカン

Ishikawa Prefectural Museum of Art

会場住所
〒920-0963
金沢市出羽町2-1
ホームページ
https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/
更新日:2019年12月11日
登録日:2019年12月11日