ID:63145

瀧川嘉子展 YOSHIKO TAKIKAWA Exhibition

近美コレクション

Museum Collection

会場

北海道立近代美術館

HOKKAIDO MUSEUM OF MODERN ART

会期

2019.11月19日[火]―2020.3月15日[日]

展覧会概要

瀧川嘉子展 タキカワヨシコテン 近美コレクション

YOSHIKO TAKIKAWA Exhibition Museum Collection

「板硝子すなわち窓ガラスの積層。つまり、窓ガラスを何枚か重ねて一体化する…
果たして、そのようなことが可能なのだろうか? そんなもの、見たこともないのだから…。」
(作家の言葉より 出典:瀧川嘉子ブログ『みないで』、2010年3月9日)

瀧川嘉子(1937-)は、現代日本を代表するガラス彫刻家です。10歳の時から画家の村井正誠に長く師事し、油彩をはじめ、さまざまな素材による立体造形の基礎を身につけました。慶應義塾大学美学美術史学科に在学中、モダンアート協会などに出品。その後、ニューヨーク大学大学院で美術史を修め、帰国後は絵画の個展活動を展開します。
1970年頃から板ガラスの持つ可能性に注目し、やがて板ガラスを面ではなく立体としてとらえる新たな取り組みを開始。試行錯誤の末、1981年には、板ガラスによる立体造形の個展「光と迷宮」展を開催しました。
以後20年以上にわたり、工業用板ガラスを積層して構築するという、世界的にもほとんど類例のない独自の制作手法を通して、ガラス彫刻の新境地を切り拓いてきました。
屈折光や反射光、透過光など光によって生じる無限の変容、また「実体と虚像」「存在と無」といった、相反する性質を併せ持つガラスの両義性を追究したその作品は国際的にも高く評価されています。
本展では、初期から2000年代にいたる彫刻18点に素描・版画を加え、瀧川嘉子の造形世界をご紹介します。

主催者
北海道立近代美術館
協賛・協力等
後援:札幌市、札幌市教育委員会
休催日
月曜日(1/13、2/24を除く)、12/29~1/3、1/14、2/25
開催時間
9時30分 ~ 17時
(入場は16時30分まで)
観覧料
一般510(420)円、高大生250(170)円
※( )内は10名以上の団体料金。
※無料になる方/65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方など。高校生は毎週土曜日ならびに学校の活動で利用する場合は無料。
展覧会問合わせ先
テレフォンサービス 011-612-7000

イベント情報

ミュージアムトーク
日時:11月23日(土・祝)、2月16日(日) 14時~(30分程度)
講師:苫名 真(当館学芸部長)

子ども鑑賞ツアー
日時:会期中の毎月第2土曜日(12/14,1/11,2/8,3/14)
11時~(30分程度)
対象:小学生以上 解説:当館学芸員

●コンサート「道銀文化財団 Art Ensemble #11~Concert~」
<城分陽介 ミニ・リサイタル~変奏曲の愉しみ> 12月14日(土)12:00~12:40
<心に響く、二管一弦の調べ> 1月11日(土)12:00~12:40
いずれも当館1階ホール(入場無料)

会場情報

北海道立近代美術館 ホッカイドウリツキンダイビジュツカン

HOKKAIDO MUSEUM OF MODERN ART

会場住所
〒060-0001
札幌市中央区北1条西17丁目
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb
問い合わせ先
施設全般について: 011-644-6881
美術全般について: 011-644-6883
展覧会全般、団体観覧について: 011-644-6882
教育サービスについて: 011-644-6884
Fax. 011-644-6885
E-mail: kinbi.gyomu1@pref.hokkaido.lg.jp
テレフォンサービス: 011-612-7000
更新日:2024年10月22日
登録日:2019年11月20日