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のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地(ワンダーランド)

会場

川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1

Kawasaki City Museum

会期

2019年09月18日-2019年10月14日

中止

展覧会概要

のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地(ワンダーランド) ノラクロデアリマス!タガワスイホウトコドモマンガノワンダーランド

2019年は、漫画家・田河水泡(たがわすいほう)(1899-1989)の生誕120年にあたります。彼の代表作「のらくろ」は、『少年倶楽部』1931(昭和6)年1月号から連載開始し、瞬く間に大人気となりました。その成功はマンガだけに留まらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形やお菓子のおまけなど多方面にわたり、「のらくろ」は、時代を代表する文化的なアイコンとなっていきました。
田河のもとには、杉浦茂や長谷川町子といった漫画家を志す才能豊かな弟子たちが集まりました。また、他の出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進の漫画家たちが台頭し、大量の子供向けマンガが市場に登場しはじめます。このなかで醸成された、豊潤な子供向け物語マンガの潮流は戦中も絶えることなく続き、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となっていったのです。
本展では、明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえ、田河水泡が戦前期のマンガやその他の分野に残した足跡と影響を軸に、「のらくろ」とともに昭和戦前期に花開いた、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を再発見します。

主催者
川崎市市民ミュージアム
協賛・協力等
協力 株式会社講談社
休催日
毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日(火)、10月23日(水)、11月5日(火)
観覧料
一般 700(560)円
学生・65歳以上 500(400)円
中学生以下 無料
※()内は20名以上の団体料金。
※障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料。
※リピーター割:半券提示で200円割引
*10月20日(日)中原区民祭の日、11月1日(金)開館記念日は、観覧料が無料になります。
展覧会ホームページ
https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/18152/

イベント情報

● のらくろ・アニメーション・マニアックス講座
「のらくろ」は、戦前に村田安司(むらたやすじ)、瀬尾光世(せおみつよ)という一流のアニメーション作家によってアニメ化されていますが、その人気から海賊版のアニメも大量につくられました。知られざる「のらくろ」アニメを大公開し、戦前期アニメのディープな世界を担当学芸員がご案内します。
9月22日(日)14:00~(約90分)
プリント提供:国立映画アーカイブ 協力:おもちゃ映画ミュージアム
場所:1F 映像ホール/定員:270名/料金:無料/要観覧券/当日先着順 ※開場は30分前

● 高澤路亭(たかざわろてい)新作落語会「猫と金魚」
田河水泡の知られざるもう一つの仕事、新作落語作家・高澤路亭の作品『猫と金魚』他を口演していただきます。
10月13日(日) 14:00~(約60分)
場所:1F 映像ホール/定員:270名/料金:500円(中学生以下無料)/イベントページより要事前申込(抽選)
申込期間:9月3日(火)~10月3日(木)
出演:柳家喬之助、柳家小はぜ

● ベビーカーツアー
10月17日(木) 11:45~(30分程度)
会場:2F 企画展示室1、アートギャラリー1/対象:未就学児とその保護者/定員:6組/イベントページより要事前申込(抽選)
申込期間:9月8日(日)~10月8日(火)

● ギャラリーツアー
毎月第1・3土曜日(9月21日、10月5日、10月19日、11月2日、11月16日)14:00~(30分程度)
会場:2F 企画展示室1、アートギャラリー1/要観覧券/当日直接会場へ

会場情報

川崎市市民ミュージアム カワサキシシミンミュージアム

Kawasaki City Museum

会場住所
〒211-0052
川崎市中原区等々力1-2
ホームページ
https://www.kawasaki-museum.jp/
更新日:2019年11月20日
登録日:2019年9月4日