ID:62236
安藤忠雄 Tadao Ando
初期建築原図展―個の自立と対話
Early Drawings of Tadao Ando: Autonomy and Dialogue
1枚の図面の中に設計者の意思を凝縮させたい。図面は設計者の言葉だ。―安藤忠雄
会場
文化庁 国立近現代建築資料館
National Archives of Modern Architecture, Agency for Cultural Affairs
会期
2019 6.8 SAT>>>9.23 MON
会期中無休
展覧会概要
安藤忠雄 アンドウタダオ 初期建築原図展―個の自立と対話
Tadao Ando Early Drawings of Tadao Ando: Autonomy and Dialogue
安藤忠雄氏は1941年に大阪に生まれ、独学で建築を学び、69年にアトリエ(安藤忠雄建築研究所)を設立しました。今年でちょうど半世紀になりますが、この間に世界の各地で氏の建築が建てられ、さらに展覧会や講演会が開催され書店には氏に関する本が並んで、今や「世界のANDO」と言われ、世界で最も著名な現代建築家のひとりと評されるに至っています。
このたび、安藤氏の「初期」建築資料、すなわち1990年頃までの手描きによる建築設計図面とスケッチなどを用いて、「安藤忠雄初期建築原図展」を開催することになりました。「住吉の長屋」(1976)、「小篠邸」(81)、「六甲の集合住宅Ⅰ」(83)、「TIME'SⅠ」(84)、「城戸崎邸」(86)、「水の教会」(88)、「光の教会」(89)などの国内に現存する作品の図面が並びます。
展覧会のテーマ「個の自立と対話」は、都市・自然・光・歴史風土などとの対話を通して個々人が自らを見いだし、深め、自立するための空間づくりを追い求めた、「初期」の安藤氏が常に抱いていた思い(言い換えれば、基本理念・動機)を表すものです。
「私は1枚の図面の中に設計者の意思を凝縮させたい」と安藤氏は言います。実際、氏の「空間」に対する思いそのままに、平面図に断面図・透視図・アクソノメトリック図などを重ね合わせて3次元性を高めた精緻で美しい図面がたくさん展示されます。ぜひ、会場に足をお運びください。
- 主催者
- 文化庁
- 協賛・協力等
- 協力|公益財団法人東京都公園協会
企画|文化庁 国立近現代建築資料館
実行委員|伊藤毅(青山学院大学教授、東京大学名誉教授)
古山正雄(常翔学園顧問、京都工芸繊維大学名誉教授)
川向正人(当館主任建築資料調査官、東京理科大学名誉教授)
beyond2020 - 開催時間
- 10:00 ~ 16:30
- 観覧料
- A〔展覧会のみ観覧(平日のみ利用可)〕
湯島地方合同庁舎正門よりご入館ください。
入館料無料。都立旧岩崎邸庭園には入場できません。
B〔都立旧岩崎邸庭園と同時観覧〕
都立旧岩崎邸庭園よりご入館ください。
旧岩崎邸庭園入園料(一般400円)が必要となります。 - 展覧会ホームページ
- http://nama.bunka.go.jp/kikak/kikak/1906/
イベント情報
会期中にギャラリートークを開催します。
イベントの詳細については、当館ホームページにてご確認ください。
http://nama.bunka.go.jp/
会場情報
文化庁 国立近現代建築資料館 ブンカチョウ コクリツキンゲンダイケンチクシリョウカン
National Archives of Modern Architecture, Agency for Cultural Affairs
- 会場住所
-
〒113-8553
文京区湯島4-6-15 - ホームページ
- http://nama.bunka.go.jp/
登録日:2019年8月21日