ID:62103
小村雪岱スタイル SETTAI
江戸の粋から東京モダンへ
会場
岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
Museum of Modern Ceramic Art, Gifu
会期
2019 12/21 SAT.>>>2020 2/16 SUN.
展覧会概要
小村雪岱スタイル コムラセッタイスタイル 江戸の粋から東京モダンへ
SETTAI
大正から昭和初期にかけて装幀、挿絵、舞台美術など多岐にわたるジャンルに新風を吹き込み、大衆を魅了した小村雪岱(こむらせったい)(1887-1940)。いまその再評価の機運が高まっています。
東京美術学校で下村観山に学び、卒業後に入社した古美術専門誌の國華社では古画の模写に従事しました。大正3年(1914)雪岱28歳の時、泉鏡花著『日本橋』の装幀を手掛け、その後、鏡花が言葉を紡ぎ、雪岱が意匠を与えることにより、多くの名作が生まれました。人気装幀家として活躍するなか、日本画家として画壇へ作品を発表し、発足まもない資生堂の意匠部で商品や広告のデザインにも携わりました。
本展では江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した「意匠の天才」である雪岱の作品を中心とし、その「江戸の粋」の源流である鈴木春信から「東京モダン」への系譜を展示します。柴田是真の漆芸や並河靖之の七宝などの明治工芸の数々、さらには彼らの遺伝子を引き継ぐ現代作家の作品も併せて展示します。
- 主催者
- 岐阜県現代陶芸美術館
- 協賛・協力等
- [共催]中日新聞社 [協力]清水三年坂美術館 [監修]山下裕二(明治学院大学教授) [企画協力]広瀬麻美(浅野研究所)
- 休催日
- 月曜日〈ただし、1月13日(月・祝)は開館〉、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (入館は17:30まで)
- 観覧料
- 一般900円 団体(20名以上)800円
大学生700円 団体(20名以上)600円
高校生以下無料 - ※障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
- 展覧会ホームページ
- http://www.cpm-gifu.jp/museum/02.exhibition/02_1.exhibition.html
イベント情報
講演会「雪岱ファンとしての私」
2019年12月21日(土) 14:00~15:30
[講師]山下裕二 氏(明治学院大学教授、本展監修者)
[会場]岐阜県現代陶芸美術館プロジェクトルーム
※聴講無料/要事前申込
◎受付開始:11月16日(土)
対談「装幀と文学の間に」
2020年1月4日(土) 14:00~15:30
[講師]間村俊一 氏(装幀家、俳人)、堀江敏幸 氏(作家、フランス文学者)
[会場]岐阜県現代陶芸美術館プロジェクトルーム
※聴講無料/要事前申込
◎受付開始:11月23日(土・祝)
講演会・対談・友の会特別鑑賞会申込方法
電話:0572-28-3100
メール:momca2019event@gmail.com
以下の事項をお知らせください
①催事名 ②参加者名(複数名可) ③代表者の氏名、電話番号、住所
ワークショップ
「浮世絵版画の重ね摺り体験」(中山道広重美術館協力)
2020年1月13日(月・祝)、2月2日(日) 各日10:30~12:00、13:30~15:00
[会場]岐阜県現代陶芸美術館プロジェクトルーム
※参加無料/事前申込不要/出入り自由
友の会特別鑑賞会
2019年12月22日(日) 14:00~
[対象]岐阜県現代陶芸美術館友の会会員
※随時入会可/要事前申込
◎受付開始:11月30日(土)
ギャラリートーク
当館学芸員による展示解説
2020年1月19日(日)、2月9日(日) 各日14:00~(約45分)
※要観覧券、事前申込不要
会場情報
岐阜県現代陶芸美術館 ギフケンゲンダイトウゲイビジュツカン
Museum of Modern Ceramic Art, Gifu
- 会場住所
-
〒507-0801
多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内) - ホームページ
- https://www.cpm-gifu.jp/museum
登録日:2019年7月31日