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久野真展

会場

刈谷市美術館 1階展示室、ロビー

KARIYA CITY ART MUSEUM

会期

令和元年7月23日(火曜)から令和元年9月1日(日曜)

展覧会概要

久野真展 クノシンテン

名古屋を拠点にしながら国際的に活躍した現代美術作家、久野真の当館所蔵品を含む代表作等を紹介します。シンプルでありながら緊張感や躍動感ある久野作品の魅力を探ります。
また、素材や形の面白さに着目したワークショップを夏休みの子ども向けに開催します。

鉄、鉛、ステンレスなど金属による絵画で知られる久野真(1921年から98年)。絵具によらない独自の作品で絵画のイメージを覆し、名古屋を拠点にしながら国際的に活躍しました。
久野は、1950年代半ばに、石こうを用いた抽象絵画で注目されはじめました。50年代末からは鉄を、60年初めには鉛を使うようになり、その大胆かつ繊細な作品により国内外で評価されていきます。66年には奨学金を得てニューヨークに研究滞在し、その時に出会ったステンレスと晩年まで格闘し続けました。

直線で構成された初期のステンレス作品は、不安定な構造や錯覚を利用した表現により、不思議な緊張感や浮遊感が漂います。80年代半ばからは曲線が取り入れられ、時の流れや詩情を帯びた豊かな世界が出現していきます。

本展では初期から晩年までの代表作をはじめ、アトリエに遺された10メートルを超える大作も紹介します。また、スケッチや制作風景の写真など資料も展示し、ストイックに自らの表現を貫き通した久野のメタルワークスの軌跡をたどります。

主催者
刈谷市美術館
協賛・協力等
【後援】愛知県教育委員会
【協力】名古屋画廊
休催日
月曜日(ただし8月12日は開館)、8月13日(火曜)
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
無料
展覧会ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H31hizikatatenn.html

イベント情報

1 対談「久野真の作品世界」
布のインスタレーションで知られる庄司さんと、久野作品の研究を続けてきた木本さんを招き、作品の変遷と魅力をお話いただきます。
【日時】7月27日(土曜)午後2時から午後3時半
【対談者】
木本文平さん(碧南市藤井達吉現代美術館長)
庄司達さん(造形作家)
【会場】2階研修室
【定員】80名(定員になり次第、入場をお断りします)
【参加費】無料(申込不要)

2 ワークショップ
A.「つめたーい氷」でかいちゃおう!
色付きの氷を使って遊びましょう!夏にぴったりのひんやり楽しいアート体験です。
【講師】山口百子さん(美術家)
【日時】
・8月3日(土曜) 午前10時から午前11時30分
・8月7日(水曜) 午前10時から午前11時30分
【対象】年少から年長児
【参加費】100円
【定員】各回24名

B.「石こう」ってなんだろう?
サラサラ?カチカチ?面白く変化するふしぎな素材・石こうを使って、ニセモノ化石をつくります。
【講師】加藤真浩さん(彫刻家)
【日時】8月8日(木曜) 午前10時から午後0時
【対象】小学1年生から4年生
【参加費】100円
【定員】20名

C.つながるかたち
アルミシートを使って、パズルみたいに形がつながるデコボコ絵画をつくります。
【講師】小島雅生さん(造形作家)
【日時】8月23日(金曜) 午後1時から午後3時半
【対象】 小学3年生から中学生
【参加費】100円
【定員】20名

ワークショップについては事前申し込みが必要です。
【申込方法】
往復はがきの「往信用裏面」に、以下の項目を記入し、
イベント名(Aは希望日も)
参加者氏名(ふりがな/参加希望者全員の氏名を記入)
学年(年齢)
保護者名
住所
電話番号
往復はがきの「返信用表面」に、以下の項目を記入し、お申込みください。
郵便番号
住所
氏名
(往復はがき記入見本を参考にしてください)
※定員を超えた場合は抽選とし、結果をお知らせします。
※1名または1グループ1通のみ有効です。
【申込締切】A・B:7月23日(火曜)、C:8月8日(木曜) 必着

3 学芸員によるギャラリー・トーク
《鋼鉄による作品》1959年 名古屋市美術館蔵
【日時】8月1日(木曜)、15日(木曜)、29日(木曜)午後1時半から40分程度
【参加費】無料(当日受付)

会場情報

刈谷市美術館 カリヤシビジュツカン

KARIYA CITY ART MUSEUM

会場住所
〒448-0852
刈谷市住吉町4-5
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
更新日:2019年7月17日
登録日:2019年7月17日