ID:61480
開館25周年記念 館蔵品展
中国現代花鳥画の世界
-斉白石に導かれたひとたち-
会場
丹波市立植野記念美術館
TAMBA CITY UENO MEMORIAL ART MUSEUM
会期
令和元年6月1日(土曜日)~令和元年6月30日(日曜日)
展覧会概要
開館25周年記念 館蔵品展 中国現代花鳥画の世界 チュウゴクゲンダイカチョウガノセカイ -斉白石に導かれたひとたち-
植野記念美術館の中国絵画コレクションは、1980年代を中心に創設者植野藤次郎氏が蒐集したもので、同時代の伝統的中国絵画の展開を見る上で興味深いものがあります。改革開放に向けて中国社会が大きく動きだした時期に頻繁に日中を行き来した植野氏は、中国の伝統文化の日本への紹介とともに、作家たちの創作活動を後押しする活動を行いました。その中で植野氏は多くの中国美術作品を蒐集し、当館に寄贈しました。
本展では、館蔵品のなかから花鳥画を中心に、中国近代伝統的絵画のなかで最後の文人画家として活躍した斉白石(1864年~1957年)と生前親交があった呉作人(1908年~1997)、斉白石の教えを受けた王雪濤(1903~1982)、娄師白(1918年~2010年)、許麟盧(1916年~2011)、第四子の斉良遅(1921年~2003年)、第五子の斉良巳(1923年~1988)等7人の作家の作品を紹介します。それらの作品は、斉白石の強い影響を受けながら、中国伝統的絵画の様々な特徴を取り入れつつ、色彩感や筆致に個性を発揮し、現在でも大きな支持を得ています。吉祥を表わす様々なモチーフにお国柄を感じさせつつ、ユーモアと謹厳さを漂わせた作品の数々を紹介いたします。
また併催として、旧氷上郡において近代水墨画壇の本流にあった安田家に関わる画人の作品を紹介いたします。
田能村直入の高弟として活躍した安田鴨波(1863~1929)、その弟で眼科医としても高名であった半畊(1869~1938)、鴨波の長子の栗郷(1892~1972)、次男の雲林(1895~1964)、そして栗郷の長男である虚心(1923~2009)の5人の安田家の南画家の作品を、新収蔵の作品を交えて紹介します
- 主催者
- 丹波市教育委員会
丹波市立植野記念美術館 - 協賛・協力等
- 協 力 陳 允陸(日中書画芸術交流協会会長 (一社)京都中国書画院院長)
後 援 神戸新聞社、朝日新聞神戸総局、毎日新聞神戸支局、読売新聞豊岡支局、産経新聞豊岡支局、丹波新聞社、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西 - 休催日
- 月曜日は休館
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分迄)
- 観覧料
- 一般300円、大学・高校200円、中・小学生100円、ココロンカード利用可、団体割引(20名様以上)
- (ココロンカード利用可、20名以上団体割引有りで料金は一般250円、大学・高校生150円、中・小生50円とする。)
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.tamba.lg.jp/site/bijyutukan/kannsouhinntenn31.html
イベント情報
開幕記念行事 令和元年6月2日(日曜日)
講演会「中国現代花鳥画の楽しみ」
時間 午後1時30分より
会場 植野記念美術館 2階 研修室
講師 陳 允陸さん(墨彩画家)
予約 電話にてお申し込みください(定員100名)
参加費 無料 ※ただし、観覧料が必要
赤ちゃんからの美術鑑賞ツアー
昨年度から開催している、「親子のための美術館体験イベント」の名前を変更し、開催します。
日時 令和元年6月13日(木曜日)10時~11時 (9時45分受付開始)
対象 0歳から5歳までの未就学児とその保護者
予約 お電話にてお申し込み下さい。 (定員 各回10組)
参加費 無料 ※ただし、観覧料が必要
会場情報
丹波市立植野記念美術館 タンバシリツウエノキネンビジュツカン
TAMBA CITY UENO MEMORIAL ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒669-3603
丹波市氷上町西中615-4 - ホームページ
- https://www.city.tamba.lg.jp/site/bijyutukan/
登録日:2019年6月12日