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現代絵画コレクション

二の丸美術館名品展 桑原喜八郎・特集展示

会場

掛川市二の丸美術館

Kakegawa Ninomaru museum of art

会期

2019年5月24日[金]-7月9日[火]

展覧会概要

現代絵画コレクション 二の丸美術館名品展 桑原喜八郎・特集展示 ニノマルビジュツカンメイヒンテン クワバラキハチロウ・トクシュウテンジ

当館では、近代の日本画や江戸時代から明治の煙草道具を中心とする細密工芸品に加え、版画、文人画から現代絵画に至るまで幅広い作品を収集しています。その数ある収蔵品の中から、本展覧会では主に静岡県や掛川市とゆかりのある現代作家の版画・油彩画と、市内出身の戦没画学生・桑原喜八郎の作品をご紹介します。
掛川市には、市内にアトリエを構え数々の作品を創作した木村鐵雄、佐々木信平、柳澤紀子などの画家がいます。また、当市を何度も訪れアート活動を行った本田健は、遠野(岩手県)の原風景をモノクロの絵の中にとどめた画家です。
桑原喜八郎は1920年、現在の掛川市高御所に生まれました。掛川中学校(現・掛川西高校)を卒業し、画家を志し1940年に東京美術学校日本画科(現・東京芸術大学)に入学します。しかし、時は第二次世界大戦のただ中、1943年に学徒出陣により召集されると、その2年後、ビルマ(現・ミャンマー)で命を落としました。当館では、日本画、油彩画、素描など大小約60点に及ぶ喜八郎の作品を収蔵しています。人物のふとした仕草や山々、田舎町の風景などを描いたそれらの作品は、画風は確立されていませんが、戦時下であることを感じさせない明るさと若者らしい初々しさにあふれています。
来年は喜八郎が生まれて100年を迎えます。当館の収蔵品をご紹介するとともに、4年という短い時間の中でひたむきに画と向き合った一人の画学生を、多くの皆さまに知って頂く機会となりますよう今回特集展示を致します。

主催者
(公財)掛川市生涯学習振興公社、掛川市
協賛・協力等
後援/掛川市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社、郷土新聞社
休催日
5月27日[月]・6月10日[月]・6月24日[月]
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 200円(20名以上の団体2割引料金) 、中学生まで無料
ステンドグラス美術館、掛川城等とのセット券もあります。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持する方とその介助者1名は無料
※しずおか子育て優待カード、掛川まる得パスポート利用可
展覧会ホームページ
http://www.kakegawa-artpark.com/ninomaru/p-event/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E7%B5%B5%E7%94%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E4%BA%8C%E3%81%AE%E4%B8%B8%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E5%90%8D%E5%93%81%E5%B1%95%e3%80%80%E6%A1%91%E5%8E%9F/

イベント情報

当館学芸員による作品解説
日時 6月5日(水)、15日(土) いずれも14:00~14:30
申込不要
※当日の展覧会鑑賞券が必要です。

会場情報

掛川市二の丸美術館 カケガワシニノマルビジュツカン

Kakegawa Ninomaru museum of art

会場住所
〒436-0079
掛川市掛川1142-1
ホームページ
https://k-kousya.or.jp/ninomaru/
更新日:2019年6月5日
登録日:2019年5月22日