ID:60977
映画雑誌の秘かな愉しみ The Discreet Charm of Film Magazines
会場
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期
2019 9/7(土)-12/1(日)
展覧会概要
映画雑誌の秘かな愉しみ エイガザッシノヒソカナタノシミ
The Discreet Charm of Film Magazines
明治時代発行の「活動写真界」や、100年前に創刊された「キネマ旬報」創刊号など、貴重な日本の映画雑誌を多数展示!
本年は、現存する日本初の映画雑誌「活動写真界」の創刊(1909年)から110年、そして現在も続く「キネマ旬報」の創刊(1919年)から100年の節目を迎えます。そこで国立映画アーカイブでは、映画の本をテーマにした「シネマブックの秘かな愉しみ」展(2015年)に続き、映画雑誌の豊かな歴史に焦点を当てた展覧会を開催いたします。
映画が新しい視覚メディアとして普及し始めた明治末期以来、その発達と歩を合わせながら、広範な話題を提供する総合誌、スターや映画会社のファン雑誌、映画の言論空間となった評論誌、製作や興行の動向を伝える業界誌、そして特定の主題に焦点を絞った専門誌など、あまたの雑誌が生み出されてきました。ページを開けば、どの時代の雑誌の誌面にも、映画に対する読者の愛情と書き手の情熱、そして編集者たちの志を認めることができるでしょう。
インターネットの普及が情報伝達のあり方を大きく変えた今日、映画雑誌は転機を迎えています。しかし、長い年月の中で培われてきた映画雑誌の役割やスタイルは、様々な変遷を経ながら、今も確実に生き続けています。この展覧会では、明治・大正期から近年まで、多種多様な日本の映画雑誌を展示します。先人たちが情熱を傾け、試行錯誤しながら積み重ねてきた映画雑誌の歴史に触れることで、多くの方々が映画の愉しみを再発見する機会となれば幸いです。
- 主催者
- 国立映画アーカイブ
- 協賛・協力等
- 協力:群馬県大田市立新田図書館
- 休催日
- 月曜日、9月23日(月・祝)~30日(月)は休室です。
- 開催時間
- 午前11時 ~ 午後6時30分
- (入室は午後6時まで)*毎月末の金曜日のみ開室時間を午後8時まで延長いたします。(入室は午後7時30分まで)
- 観覧料
- 一般250円(200円)/大学生130円(60円)/シニア、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
- *料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。 *( )内は20名以上の団体料金です。 *学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。 *国立映画アーカイブの上映観覧券(観覧後の半券可)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。 *2019年11月3日(日・祝)「文化の日」は無料でご覧いただけます。
- 展覧会ホームページ
- https://www.nfaj.go.jp/exhibition/filmmagazines/
イベント情報
トークイベント
映画雑誌小講座
9/21(土) 日本の映画雑誌事始め
[トーク]本地陽彦(国立映画アーカイブ客員研究員)
10/19(土) 戦後、映画雑誌の黄金時代をめぐって
[対談]佐藤忠男(映画評論家・日本映画大学名誉学長)×高崎俊夫(書籍編集者・映画評論家)
11/16(土) いま、映画雑誌とは
[対談]田野辺尚人(「別冊映画秘宝」編集長)×平嶋洋一(株式会社キネマ旬報DDエディター)
詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。
会場情報
国立映画アーカイブ コクリツエイガアーカイブ
- 会場住所
-
〒104-0031
中央区京橋 3-7-6 - ホームページ
- https://www.nfaj.go.jp/
登録日:2019年4月24日