ID:6015
ウィーンの夢と憧れ
世紀末のグラフィック・アート
会場
うらわ美術館
URAWA ART MUSEUM
会期
2003年7月5日(土) ~ 2003年8月24日(日)
展覧会概要
ウィーンの夢と憧れ ウィーンノユメトアコガレ 世紀末のグラフィック・アート
グスタフ・クリムト、エゴン・シーレを輩出した19世紀末の都市ウィーン。ハプスブルク家が治めるオーストリア=ハンガリー帝国の崩壊と世紀末の不安の中、首都ウィーンでは耽美で退廃的な輝きを放つ独自の芸術が花開きました。とりわけグラフィックの分野では、クリムトはじめ、オスカー・ココシュカ、オットー・ヴァーグナー、ヨーゼフ・ホフマン、コロマン・モーザーら、絵画、建築、デザイン等あらゆる分野の作家が活躍し、豊かな展開を見せました。彼らにとってグラフィック・アートは自らの個性を発揮しながらも、時代の動きや嗜好を敏感に反映し実験的表現を試すことのできる絶好のフィールドであったと言えるでしょう。それらは街角を飾るポスターから書斎に並ぶ本や雑誌の装丁と挿絵、カレンダーやポストカードまで、ウィーンの街を様々に彩り、人々の手に渡りました。
時代の適応し、人々に浸透したグラフィック・アートは、ウィーン世紀末芸術の特色を最もよく示しています。本展では、「ウィーン」、「書斎」、「夢」の三部構成により、リトグラフや木版画を中心とする約360点をご紹介します。デッサンやデザインスケッチも含め、多くが初公開となる本展では、当時のグラフィック作品を網羅的に見ることのできるまたとない機会となるでしょう。今見ても斬新で多彩な作品により、時代のエッセンスと個性の共演をお楽しみください。
- 主催者
- うらわ美術館
- 休催日
- 月曜日(7/21は開館し翌日休館)
- 観覧料
- 一般 630(500)円
大高生 420(330)円
中小生 210(160)円
※( )内は20名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.uam.urawa.saitama.jp/
- 展覧会問合わせ先
- 048-827-3215(代)
会場情報
うらわ美術館 ウラワビジュツカン
URAWA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階 - ホームページ
- https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
登録日:2002年3月14日