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高知県立美術館開館25周年記念
平成30年度コレクション・テーマ展(3)

石元泰博写真展

建築家・磯崎新、内藤廣の仕事

会場

高知県立美術館 第4展示室

THE MUSEUM OF ART, KOCHI

会期

2018年12月23日[日・祝] - 2019年02月23日[土]

展覧会概要

高知県立美術館開館25周年記念
平成30年度コレクション・テーマ展(3)
石元泰博写真展 イシモトヤスヒロシャシンテン 建築家・磯崎新、内藤廣の仕事

戦後、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(ID)で近代的な写真の理念と方法論を学んだ石元泰博(1921 - 2012)は、モダン・デザインの思想に裏打ちされた画面構成とその厳格な造形意識から、日本にとどまらず国際的にも高い評価を得ている高知ゆかりの写真家です。IDを卒業後、1953年の来日時に撮影した桂離宮に、日本建築に内在するモダニズムを見出したと評され、以降そのキャリアの中で国内外の建築を撮影する「建築写真家」としても名をはせました。
写真家としてのキャリアの中で、建築を被写体に選んだ作品は数多く存在します。学生時代を過ごし、撮影に繰り出したシカゴの街並み、シカゴから撮影の拠点を移した東京の建物、写真集となった《桂離宮》や《伊勢神宮》、また、『SD』や『新建築』といった建築雑誌の依頼仕事など、枚挙にいとまがありません。また、石元は日本を代表する建築家である丹下健三や、菊竹清訓、磯崎新、内藤廣など多くの建築家の作品を撮影してきたことでも知られています。本展では、特に交流の深い建築家、磯崎新氏と内藤廣氏の手がけた建築を撮影したプリントを中心に紹介します。建築家の作品である建造物は、石元独自の視点で切り取られ、均整のとれた画面を構成し、自らが印画した光と影のトーンから、石元が建築写真を通して表現した哲学を感じていただけることでしょう。

主催者
高知県立美術館
休催日
※休館日 2018年12月27日から2019年1月1日
開催時間
9:00 ~ 17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般360(280)円・大学生250(200)円・ 高校生以下無料
*観覧料はすべて消費税込料金
*( )内は20名以上の団体料金
*年間観覧券ご持参の方は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料
*企画展「芳年」「ニュー・ペインティングの時代」観覧券(半券付、各展会期中)所持者は無料
*「シャガール・コレクション展」「石元泰博・コレクション展」も併せてご覧いただけます。
展覧会ホームページ
https://moak.jp/event/collection/post_293.html

イベント情報

担当学芸員によるギャラリートーク
会期中毎土曜日 13:30~

会場情報

高知県立美術館 コウチケンリツビジュツカン

THE MUSEUM OF ART, KOCHI

会場住所
〒781-8123
高知市高須353-2
ホームページ
https://moak.jp/
更新日:2019年1月22日
登録日:2019年1月22日