ID:60087
特別企画展
富岡鉄斎
―文人として生きる―
会場
大和文華館
THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN
会期
2019年2月22日(金)~4月7日(日)
前期:2月22日(金)~3月15日(金)
後期:3月16日(土)~4月7日(日)
前期:2月22日(金)~3月15日(金)
後期:3月16日(土)~4月7日(日)
展覧会概要
特別企画展 富岡鉄斎 トミオカテッサイ ―文人として生きる―
富岡鉄斎(1836~1924)は、近代日本を代表する文人画家です。若い頃より学問に打ち込む中で、中国北宋の文人・蘇軾(そしょく)をはじめとする東洋の先哲たちに憧れを抱き、豊かな学識と古への敬慕のもと、多彩な書画作品を生み出しました。
鉄斎は「万巻の書を読み、万里の路(みち)を行く」という中国文人の理想を、生涯を通して実践し、日本の様々な地を訪れました。本展観では小特集として、奈良にゆかりのある鉄斎作品を展示します。月ヶ瀬の梅を描いた「名士観梅(めいしかんばい)図」(奈良市史料保存館蔵)、吉野の桜を描く「華之世界(はるのせかい)図」(清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)蔵)などをとおして、古(いにしえ)より文人墨客(ぶんじんぼっかく)に愛された奈良の名所旧跡と、鉄斎がどのように向き合っていたかをご覧いただきます。
更に、後年の鉄斎が文芸界の重鎮として活躍した、京都における文雅の交流を示す「扇面新居雅会(せんめんしんきょがかい)図」(個人蔵)をはじめ、知人達との交遊の中で生まれた作品をご紹介します。
文華苑に咲き誇る季節の花々とともに、力強くも温かい鉄斎芸術の世界をお楽しみください。
- 休催日
- 毎週月曜日
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時まで)
- 観覧料
- 一般620円 高校・大学生410円 小学・中学生無料
- ※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
イベント情報
列品解説
毎週土曜日 午後2時から(当館学芸部による)
特別講演
3月17日(日) 午後2時 講堂
「鉄斎の交友録―名品からひもとく―」
清荒神清澄寺鉄斎美術館 柏木知子氏
日曜美術講座
3月31日(日) 午後2時 講堂
「鉄斎の足跡―奈良・京都を中心に―」
当館学芸員 都甲さやか
講座 美術の窓
3月10日(日) 午後2時 講堂
連続講座「浮世絵250年の歴史」第4回
「明治の浮世絵―新メディアとの競争と浮世絵の終焉」
当館館長 浅野秀剛
会場情報
大和文華館 ヤマトブンカカン
THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN
- 会場住所
-
〒631-0034
奈良市学園南1-11-6 - ホームページ
- https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
登録日:2019年1月15日