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巨匠にみる「絵とは何か」展 No.20

木下孝則、前田寛治、今西中通、山口薫ら。

会場

名古屋画廊

NAGOYA GALLERY, co.,ltd

会期

10月5日(水)-10月13日(土)

展覧会概要

巨匠にみる「絵とは何か」展 No.20 キョショウニミル「エトハナニカ」テン No.20 木下孝則、前田寛治、今西中通、山口薫ら。

私が初めて今西中通を見たのがいつで、それが中通のどの作品だったかがどうしても思い出せない。ただ、私は画廊をやりだしたそもそもの最初から中通、中通と騒いでいたようで、私のほうは忘れているが、昨年の秋高松で開かれた私のコレクション展のカタログに、土方定一氏が「銀座の現代画廊が洲之内君の経営になってからは、今西中通とか古茂田守介とかマイナー・ポエットの作品をその現代画廊で扱い、自分のコレクションの中に入れていた」と書いている。そういえば、その頃私の画廊に中通のフォーヴィズム風のサムホールの風景や、ピカソの古典派時代を思わせる裸婦の小品が、どうしても売れなくて、また売る気もなくて、長いあいだ掛っていたのを思い出す。 洲之内徹

会場情報

名古屋画廊 カブシキガイシャナゴヤガロウ

NAGOYA GALLERY, co.,ltd

会場住所
〒460-0008
名古屋市中区栄1-12-10
ホームページ
https://www.nagoyagallery.co.jp/
更新日:2018年10月23日
登録日:2018年10月23日