ID:59039

リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」 Lee Kit 'We used to be sensitive.'

会場

原美術館

HARA MUSEUM OF CONTEMPORARY ART

会期

2018年9月16日|日|―12月24日|月・祝|

展覧会概要

リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」 リー・キット「ボクラハモットセンサイダッタ。」

Lee Kit 'We used to be sensitive.'

2013年ヴェネチアビエンナーレで脚光を浴び、アジアのアートシーンを牽引する注目の作家リー・キット(李傑/Lee Kit)が、日本の美術館では初の個展を開催します。現在は台北を活動拠点にするリー・キットは、中国への返還(1997年)を経て変貌していく故郷・香港でアーティスト活動をスタートしました。近年は、絵画やドローイング、プロジェクターの光や映像、さらには家具や日用品等を配置し、展示空間全体を淡い色調の絵画のように仕上げたインスタレーションに力を入れています。独特の歴史的背景を持って揺れ動く街・香港を出自とするリーは、アートという開かれた表現を通して自身のあり方を問い、自分が生きる今の世界と向かい合おうとしています。展覧会を開催する場合、その街、その場所の空気や感情に静かに寄り添い、サイトスペシフィックな作品(=特定の場所に存在するために制作すること)を創り上げるのも大きな特徴です。
原美術館の建物はもともと原家の私邸であり、第二次世界大戦を乗り越え、GHQから返還された後、美術館に生まれ変わって40年の時を経ようとしています。この場からリーが何を感じ、どのような新しい“絵画”を描くのか、本展は彼の魅力が遺憾なく発揮される機会となることでしょう。

主催者
原美術館
協賛・協力等
助成:一般財団法人MRAハウス 協賛:株式会社 資生堂 協力:シュウゴアーツ
休催日
月曜日(祝日にあたる9月17日・24日、10月8日、12月24日は開館)、9月18日・25日、10月9日
開催時間
11:00am ~ 5:00pm
(祝日を除く水曜は8:00pmまで/入館は閉館時刻の30分前まで)
観覧料
一般1,100円、大高生700円、小中生500円
原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20名以上の団体は1人100円引
展覧会ホームページ
http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/exhibition/243/

イベント情報

Meet the Artist:リー・キット
日時:9月16日(日)2:00-3:30pm
*詳細はウェブサイトおよびブログをご覧ください。
日曜・祝日には当館学芸員によるギャラリーガイドを実施

会場情報

原美術館 ハラビジュツカン

HARA MUSEUM OF CONTEMPORARY ART

会場住所
〒140-0001
品川区北品川4-7-25
ホームページ
http://www.haramuseum.or.jp
更新日:2018年9月25日
登録日:2018年9月25日