ID:5816

京都の日本画一〇〇年―栖鳳・松園から現代まで― 後期

さいたま市政令指定都市移行記念

会場

うらわ美術館

URAWA ART MUSEUM

会期

2003年5月29日(木) ~ 2003年6月22日(日)

展覧会概要

京都の日本画一〇〇年―栖鳳・松園から現代まで― 後期 キョウトノニホンガヒャクネンスホウ・ショウエンカラゲンダイマデ さいたま市政令指定都市移行記念

さいたま市の政令指定都市移行を記念し、わが国最初の政令指定都市の一つ、京都から、京都市立藝術大学芸術資料館の協力により明治から現代にいたる約百年の日本画の歩みを二期にわたって紹介します。
前期に引き続き、新しい日本画の想像をめざして戦後「創造美術」を結成した上村松篁、秋野不矩の作品や、山口華楊ら個性豊かな日本芸術院会員たちの作品に、後期は、優雅で情趣に富む濱田観の作品も加わります。
また、近代日本美術史において特筆される日本画運動となった「国画創作協会(国展)」の第一回展の出品作品であり、その妖艶な女性像で話題になった岡本神草の「口紅」、鮮烈な色彩で異彩を放った野長瀬晩花の大作「初夏の流」や、国展の第二回展で落選したものの、後に帝展に入選した甲斐荘楠音の「青衣の女」など、大正期に特異な華やぎを醸し出した秀作が並びます。一方で、船舶やレントゲン、スケートといった昭和初期らしいモダンなモチーフの作品群など、花鳥風月や美人画だけではない現代的な日本画の流れも見ることができます。もちろん後期にも、京都画壇の巨匠・竹内栖鳳と上村松園の優品が出品されます。
本展では、わが国最初期の公立画学校として変遷を歩んできた京都の美術学校を軸に、伝統を根底に保ちながらも新しい日本画を生み出してきた俊英たちを紹介します。

主催者
うらわ美術館
休催日
月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料
一般 630(500)円
大高生 420(330)円
小中生 210(160)円
※( )内は20名以上の団体料金
※土曜日は無料
展覧会ホームページ
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
展覧会問合わせ先
048-827-3215(代)

会場情報

うらわ美術館 ウラワビジュツカン

URAWA ART MUSEUM

会場住所
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
ホームページ
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
更新日:2010年10月25日
登録日:2002年3月14日