ID:58029

江戸の悪

PARTⅡ

人はなぜ悪に、惹かれるのか?

会場

太田記念美術館

UKIYO-E ŌTA MEMORIAL MUSEUM OF ART

会期

2018 6.2(土)-7.29(日)
前期:6.2(土)~6.27(水) 後期:6.30(土)~7.29(日)

前期:6.2(土)~6.27(水) 後期:6.30(土)~7.29(日)

展覧会概要

江戸の悪 エドノアク PARTⅡ

人は何故「悪」に惹きつけられるのでしょうか。ドラマや映画、小説などで、悪役は時に主人公を凌ぐほどの魅力をはなつことが少なくありません。そして江戸を生きた人々も、すでにこの「悪」の持つ底知れぬ魅力に気づいていたようです。例えば世間を騒がせた大盗賊が市中引き回しになると、その姿を一目見ようと街道は群衆で埋め尽くされたと言います。また元禄赤穂事件などの大事件はすぐに芝居に移され、吉良上野介(『仮名手本忠臣蔵』では高師直)は稀代の悪役としてのイメージを定着させていきます。幕末には、「白浪物」の芝居が流行し(白浪は盗賊のこと)、盗賊や小悪党が主人公の舞台が人気を呼びました。当時の人たちは現実、虚構を問わず、「悪」の持つ魅力に好奇心を抱き、時に酔いしれたのです。
さまざまな悪人たちのイメージを、描かれた浮世絵から探る本展覧会は、2015年に開催して好評を博した同名の展覧会のパワーアップ版。鼠小僧次郎吉などの盗賊、幡随院長兵衛などの侠客、悪の権力者、悪女、悪の妖術使いなど、実在した悪人から物語に登場する架空の人物まで―江戸の「悪い人」たちが、人数も倍増して、ふたたび大集合いたします。

休催日
月曜日(7/16は開館)、6/28~29(展示替えのため)、7/17
開催時間
10:30 ~ 17:30
(入館17時まで)
観覧料
一般1000円、大高生700円、中学生以下無料
団体(10名様以上)は1名あたり100円割引
【リピーター割引】会期中2回目以降ご鑑賞の方は半券のご提示にて200円割引(他の割引との併用不可)
展示替え情報
※前後期で全点展示替え
展覧会ホームページ
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/special/2018/edonoaku/

会場情報

太田記念美術館 ウキヨエ オオタキネンビジュツカン

UKIYO-E ŌTA MEMORIAL MUSEUM OF ART

会場住所
〒150-0001
渋谷区神宮前1-10-10
ホームページ
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2018年6月19日
登録日:2018年6月19日