ID:57620
ブラジル移民110年
マナブ間部展 MANABU MABE
大地に夢を描いて
会場
宇城市不知火美術館
Uki-shi,shiranui,art museum
会期
2018 4.18[水]-6.3[日]
展覧会概要
ブラジル移民110年 マナブ間部展 マナブマベテン 大地に夢を描いて
MANABU MABE
日本からブラジルへの集団移民が開始されてから今年で110年を迎えます。移住した人々は、すべてが異なる環境で幾多の困難を乗り越え、文化的、経済的な発展に貢献してきました。
マナブ間部(1924~1997)は熊本県宇土郡不知火村(現宇城市不知火町)に生まれ、10歳で家族とブラジルに移住しました。幼い頃から絵を描くことが好きで、コーヒー園で働きながら油絵を描きはじめます。その後、耕地を手放し画家として生きることを決意してからは、1959年に国際美術展であるサンパウロビエンナーレで国内最高賞を獲得するなど、国内外の展覧会で受賞を重ねます。瞬く間にマナブ間部の名は知れ渡ることになり、活躍の場を世界へと広げていきました。鮮烈な色彩と瑞々しい表現による作品はブラジルの大地と日本的な感性の融合をも感じさせます。マナブ間部は日本とブラジルの芸術の懸け橋になろうと、日伯現代美術展を創立し、日本で個展をたびたび行うなど、文化面での交流にも尽力しました。
本展では当館収蔵品のなかから、マナブ間部の油彩、版画作品約60点を展示します。新天地で夢を抱き、情熱を持って描き続けた画家の作品をどうぞご覧ください。
- 主催者
- 宇城市不知火美術館、宇城市教育委員会
- 休催日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (土日祝は17:00閉館)※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 大人300円 大高生200円 中学生以下無料
- ※20名以上の団体は2割引
※障害者・戦傷病者手帳の交付受けている方及びその介助者の方は半額 - 展覧会ホームページ
- http://kumamoto-museum.net/shiranuhi/archives/694
イベント情報
ワークショップ「大きな絵をえがこう!」
日 時/4月28日(土)、5月5日(土)14:00~16:00
場 所/不知火美術館アトリエ
定 員/15名 参加費/無料 対象/5歳以上
内 容/マナブ間部の作品をモチーフに大きな貼り絵作品を作ります。出来上がった作品は美術館に展示します。
参 加/美術館に直接または電話にてお申込み下さい。
ギャラリートーク
日 時/4月21日(土)、5月12日(土)14:00~14:30
場 所/美術館展示室
参加費/観覧料
話し手/不知火美術館学芸員
会場情報
宇城市不知火美術館 ウキシシラヌイビジュツカン
Uki-shi,shiranui,art museum
- 会場住所
-
〒869-0552
宇城市不知火町高良2352 - ホームページ
- http://www.city.uki.kumamoto.jp/
登録日:2018年5月15日