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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 2018 春の企画展

忘れられない、

浜口陽三、カロリーナ・ラケル・アンティッチ、前原冬樹、向山喜章

会場

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 1階、地下1階

Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection

会期

2018年1月16日[火]~4月15日[日]

展覧会概要

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 2018 春の企画展 忘れられない、 ワスレラレナイ、 浜口陽三、カロリーナ・ラケル・アンティッチ、前原冬樹、向山喜章

銅版画家・浜口陽三は、さくらんぼや毛糸などのモチーフを選び、カラーメゾチント技法を用いて新しい作品世界を生みだしました。光を帯び闇から浮かび上がる静物は半世紀たった今でも新鮮に映ります。
本展では、身近なものを題材にし、見る人に何かを思い起こさせ、胸を満たしてくれる作品を銅版画をはじめ、絵画、彫刻、映像といった多ジャンルから集めました。
カロリーナ・ラケル・アンティッチは、思春期を思わせる少年少女を、軽い筆致と透明感ある色彩で描きます。シンプルな構図と大きくとられた余白の中に、いくつもの感情と物語が内包されているかのようです。
前原冬樹は、日常ふと目にする事物や景色に着眼し、ユーモアを交えて写生するように彫刻します。一本の木から彫り出した像は、時の経過までも再現され、卓越した技巧が注目を集めています。
向山喜章は、一貫して不可視に宿る光の表現に向き合ってきました。彼方から届く光を、色を重ね、ワックスで包むことで現わします。画面から光が滲み出て、その場にいる人々を包みこむような感覚をもたらします。
4人の作家のつくりだす空間は、私たちの記憶やイメージと交差します。現代の作家3名の新作を含む40点余りの構成です。
ひきだしの奥にしまってあった心のかけらにささやきかける作品の数々をご覧ください。

休催日
月曜日(2月12日は開館)、2月4日[日]、2月13日[火]
※2月4日[日]はイベント参加者のみご入館いただけます。
開催時間
11時 ~ 17時
平日 11時~17時/土日祝 10時~17時
(最終入館16時半)

ナイトミュージアム:第1・3金曜日 20時まで開館、最終入館19時半(1月19日、2月2日、2月16日、3月2日、3月16日、4月6日)
観覧料
大人600円/ 大学・高校生400円/ 中学生以下無料
展覧会ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/exhibitions/20180116-0415/

イベント情報

◆出品作家による解説と作品鑑賞会
聞き手 小金沢智(太田市美術館・図書館 学芸員)
参加者 カロリーナ・ラケル・アンティッチ、前原冬樹、向山喜章
展覧会顧問の小金沢氏とともに、出品作家3名に作品の前で解説をしていただきます。一人20分程度。どなたでもご参加できます。
日時 2018年3月24日(土)15:30~
参加費 無料

◆鈴木昭男 サウンドパフォーマンス
―空間に放たれた音の形は、聴くことの原点を蘇らせる
演奏 鈴木昭男
日時 2018年2月4日(日)14:00~(1時間程度)
定員 50名
料金 800円(入館料込み)
お申込方法 2018年1月16日(火)12:00~ 電話にて受付開始(先着順)
鈴木昭男◎1941年生まれ。身近な素材を使って音の場をつくりだす。「なげかけ」と「たどり」として始めた、自然や巷などでの《聴く側にまわる》姿勢で制作を展開。世界各地での芸術・音楽祭などに招かれ、探求を深めてきている。

◆親子向けワークショップ
カロリーナ・ラケル・アンティッチ
「記憶を描く」
出品作家アンティッチ氏とともに、忘れられない記憶や思い出を絵の具を用いて描きます。
講師 カロリーナ・ラケル・アンティッチ
日時 2018年3月25日(日)14:00-16:00
定員 親子ペアで9組
料金 2,000円(ペア料金、材料費・入館料込み)
持ち物 汚れてもよい服装またはエプロン
お申込方法 2018年2月20日(火)12:00~ 電話にて受付開始(先着順)

※3月24日[土]、3月25日[日]はイベント開催のため、会場が観賞しにくくなります。

会場情報

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション ミュゼハマグチヨウゾウ・ヤマサコレクション

Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection

会場住所
〒103-0014
中央区日本橋蛎殻町1-35-7
ホームページ
https://www.yamasa.com/musee/
更新日:2017年12月12日
登録日:2017年12月12日